昨日の最高気温は25℃、今日は11℃、その差14℃、しかも雨降り。

 

こんな寒くて最悪なコンディションの中、楽しみにしていた

「東京大学キャンパスツアー」に参加しました。

 

 

これは、毎週土・日に東大の学生さんが案内人になって、

キャンパス内を一緒に散策するものですが、

一か月前にネットで応募しないといけません。

 

定員が10名なので、あっという間に締め切りになります。

今まで何回も挑戦しましたが、失敗。

どうも、日にちが変わる午前零時に即クリックしないと駄目だという事が分かり、

先月は時刻を待ち構えて応募しました。

 

今回はめでたく受付完了!

 

前に学内には一人で潜入したことはありましたが、

建物が素敵すぎて、絶対説明が欲しいなぁ、と思っていました。

 

学生さんが散策しながら、建物の建築者、特徴、歴史などと共に、

学生の生活など2時間あまりかけて説明してくれます。

 

キャンパスの広さは、ディズニーランドとほぼ同じ。

限りなく広い!

でもとても面白かった。

 

東大の代表的な安田講堂を始め、

 

 

東大総合図書館や東大法学部三号館、東大農学部一号館など

「内田ゴシック」と呼ばれるゴシック様式の建物がたくさん建っています。

 

 

 

 

これは、関東大震災にも崩れずに残った

建築家内田祥三氏の技術を尊重し、

学内の建物を内田氏に任せたから、という話。

 

一番学生数の多い工学部の校舎に建て増しされたビルが、

以前の建物を壊さないように上に重ねて建てられこと、

 

 

学内に職員や学生のための保育所がある、

 

 

 

東大のメインストリートは銀杏並木で、

秋には一般の観光客などで賑わっていること、

 

 

唯一の桜並木は、東大病院前にあることなど。

 

安田講堂の前部が改修されてないのは、

あの「安田講堂事件」を忘れないため。

 

 

など、興味深いお話満載でした。

 

さすがに、今日は二時間も外を歩くと、

寒くて震えるほどでしたが、

建物大好き人間としては大満足でした。

 

昨日が卒業式だったので、

今日はガウンを着て記念撮影している人もたくさんいて、

大学らしい素敵な風景でした。