今、日本全国で話題になっている映画「ひまわり」が、今日当地でも一日3回限りの上映会があったので、観に行きました。

 

 

初公開から50周年のイタリア映画の名作で、今までにも何回もリバイバル上映されてきましたが、残念ながら一度も見たことがありませんでした。

 

なぜこれが今話題かというと、映画の最初のタイトルのバックや、中でも映し出される広大なひまわり畑が、ソ連時代のウクライナの首都キーウ(キエフ)で撮影されたこと、東西冷戦当時にヨーロッパの国がソ連で映画撮影をすることは珍しく、当時のソ連の最新の設備が登場し、積極的に映画撮影に協力した政治的背景なども興味深いものがあります。

 

映画の内容も、ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの競演、ヘンリー・マンシーニの有名なテーマ曲、第二次世界大戦の悲惨な状況、それがもたらす悲しい結末、全てが心を打ちます。

 

最初にひまわり畑が映ったところから、もうウクライナ・キーウ(キエフ)にこの景色が無い現実を思い、涙腺崩壊です。

 

2時間があっという間の映画でした。

もし、観る機会があれば、ぜひ!

今までと絶対違う感覚で観れると思います。

 

イチゴがどんどん安くなるので、頑張ってジャム作り。