先日、アカデミー作品賞を受賞した「Coda あいのうた」を観ました。

 

 

元々派手な映画ではないので、一日1回ぐらいしか上映してなかったですが、このたび作品賞受賞ということで、一日2回上映になりました。

 

米国を舞台に、耳が聞こえない家族の中で唯一健聴者の娘の旅立ちを描いた作品で、主演のエミリア・ジョーンズ(ルビー)の家族を演じるのが、オスカー女優のマリー・マトリンをはじめ、全員が実際に聞こえない俳優たちというのが驚きです。

 

ルビーがコンサートで歌う場面では、一瞬、本当にすべての音が遮断され、両親の感覚と同じ気持ちにしてくれます。

 

ルビーが大学のオーデションで歌う「青春の光と影」(ジョニ・ミッチェル作)では、歌詞の意味が字幕スーパーで顕わされ、それをこっそり聞いている両親に手話で伝えるところも感動です。

 

エミリア・ジョーンズは手話も歌も初めての経験だそうですが、歌声には十分感動しました。

 

手話も、セリフだけでなく、日常会話もできるほどの技術になったそうです。

 

このたび初めて知ったのですが、原題の「CODA」は、「Children of Deaf Adults」(耳の聴こえない両親に育てられた子供)という意味、音楽用語では「楽曲や楽章の締め=新たな章の始まり」という意味です。

なので、どうも日本語訳の題は、あまりセンスのいいものとは言えないようです。

 

この映画が、アカデミー賞作品賞に選ばれたも納得です。

心に沁みるいい映画でした。

 

本日のパン。ブドウパン。

 

びっくりするぐらい歪な形になりました笑い泣き