美容院とか理髪店の方とは不思議と色々と話し込んでしまい、身の上話、相談事、思想的な事などと自分をさらけ出し易く感じるのは私だけだろうか??
多分多くの方がそうだと思っていますが、昨日はマスターのこんな話で涙ぐんでしまいました。
常連でお世話になっていたご婦人が何時しかしばらくお見えにならなくなり、「どうしたんだろう?少し雰囲気を変えたくて他のお店に行かれているのかなァ~」と思っていた頃、お嬢様といらしたそうです。
その時はちょっと痩せられてて顔色もちょっと気になって伺うと「たいしたこと無いのよ」と言われたので気にしながらもいつもと変わらずセットしてお帰りになったそうです。
それから暫くお見えにならなくてお嬢様だけがいらして「あの時は先生お世話になりました。あれが母の最後の髪のセットだったんですよ。」
病状が良くない母に「お母さん、今何がしたいん?」って聴いたら
「○○先生に髪をセットしてもらいたい」って言うんで病院にも無理行って一緒に来たんですよ。
○○先生には心配掛けたくなく平然としていたのですが、良くは無かったんですよ。
「もうその日は大泣きして暫く仕事出来なかったですよ」
実は私も以前飲食店をやっているとき同じような経験があったもので、そんな話をシャンプーしてもらいながら聞いてて、丁度私の顔にはペーパーが掛かっていたのでためらうことなく、涙して聞いてました。
つい「今を精一杯生きる」ことの大切さを忘れる事があります。
でももう一度その事を思い出させる良い時間でした。
その美容院のマスターの言葉に「こうして髪結いしてますが、この事でその人の人生が変わることも有ると信じているんですよ。自己表現が変われば出逢いが変わり、人生も変わる」
何歳になっても自己表現大切に。

