今日は毎日更新しているオンラインサロンの記事を無料公開。一緒にこの話題で盛り上がりましょう。インドネシアを選んでくださり、ありがとうございます!

 

 

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オンラインサロン記事
6月20日(火)
*本日の記事はサロンメンバー以外にも無料公開していますので予めご了承下さい。
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#今日の単語 :permaisuri
読み方:プルマイスリ
意味:皇后、王妃

こういうタイミングでないとなかなか使うことのない単語ですが、17日から今日まで連日ニュースでこの単語を目にしたり耳にしたりしています。

「permaisuri:皇后」、今回のニュースでは「Permaisuri Masako:雅子皇后」と言う形で使われています。ぜひこの機会に覚えてみてください!

⭐️天皇皇后両陛下、即位後初の国際親善訪問でインドネシアへ⭐️

お待たせしました。今日は火曜日なので加藤ひろあきの活動の話題はお休みして、インドネシアのニュースを取り上げていきます。今週はこれを取り上げないわけにはいかないでしょう!


記事タイトル:「インドネシア共和国が最初の訪問地。日本の天皇陛下がインドネシア文化への理解を深める」

皆さんもご存知かと思いますが、天皇皇后両陛下が6月17日よりインドネシアに滞在されています。記事のタイトルにある「最初の訪問地」とは天皇即位後初の国際親善訪問が「インドネシア」だったことを受けてのものです。

天皇陛下はジョコウィ大統領はじめ、滞在中にさまざまな人に会い、話を聞く中でインドネシアの歴史や文化への理解が深まっているとお話しされています。


訪問地は多岐に渡り、MRTの車両倉庫がある南の終点「Lebak Bulus」駅(うちから近いyo!)、日本残留兵の方々が眠るカリバタ英雄墓地、中央ジャワにある仏教寺院で世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡群などを訪問される予定。

MRT(地下鉄)は日本が建設を行なったものですし、ボロブドゥール寺院も日本が修復作業に大きく関わっていることから訪問が予定されています。

僕もメンバーとして関わらせて頂いている日本残留兵2世・3世の方が中心となってその記憶や記録を伝えていく団体「福祉友の会」代表のヘル・サントソさんがNHKからインタビューを受け、その模様が今朝の日本のニュースで流れていたようです。

 


Kenangan Kunjungan Kaisar Jepang ke Yogyakarta di Tahun 1991


こちらはKompas紙の記事でタイトルは「1991年天皇陛下ジョグジャカルタ訪問の記憶」ということで、1991年に当時の明仁様の時にジョグジャカルタを訪問された様子が取り上げられています。

ジョグジャカルタには現在まで王宮が存在しており「ハメンクブウォノ10世」がスルタン(王様)として1998年から在位しているので、明仁様と接見されたスルタンは前任の「ハメンクブウォノ9世」ということになりますね。

Kaisar Jepang Akan Kunjungi Yogyakarta, Sultan HB X: Ini Bukan Pertemuan Pertama

 


記事タイトル「日本の天皇陛下ジョグジャカルタとハメンクブウォノ10世を訪問し、初の接見へ」

ということで、今回もジョグジャカルタ訪問の際に、天皇陛下・スルタン共に代変わりをして初の接見が予定されています。

Keinginan Kaisar Jepang perdalam keberagaman Indonesia terwujud


こちらの記事が僕にとっては嬉しかった記事なのですが、記事タイトルは「天皇陛下は多様性を実現しているインドネシアへの理解を深めたいと希望」

これは記者会見の中で塩尻幸次郎天皇報道官が語っていた天皇陛下のご意向だそうで、僕自身この国に10年間住ませてもらっていて、インドネシアの「違い」を認める空気感、文化に深い学びと感銘を受けている一人なので、この陛下の御言葉を聞けて嬉しかったです。
#違いを認めるといっても中華系インドネシア人の問題やパプアの問題などインドネシアにも多様性の容認が難しい問題もありますが

ちなみにこの塩尻幸次郎天皇報道官は2008年から3年間駐インドネシア共和国日本国特命全権大使を務められた方でインドネシアのことにも精通しておられます。僕も一度だけお会いさせて頂いたことがあり、お話しもさせて頂いたのでこうして天皇報道官として今回の訪問に携わられている姿を拝見できてこちらも嬉しかったです。

"Ke RI, Kaisar Jepang Dikasih 'Oleh-oleh' Ikan Arwana dari Jokowi" selengkapnya di sini:

 


こんな記事もあったので紹介しますね。
記事タイトル「天皇陛下インドネシア訪問に際してジョコウィ大統領からアロワナをお土産として贈られる」

アロワナ?!
なぜ、アロワナ(笑)

記事を読んでみると今回送られたアロワナは「Super Red」という種類のアロワナで日本語では「血紅龍アロワナ」と呼ばれているそうで、これは西カリマンタンのカプアス川及びその周辺の湖にのみ生息しているアロワナだそうで、貴重種だそうです。

こうして生き物をプレゼントされた場合、このあとはどうするんですかね?

飛行機に一緒に乗って日本への運ばれていくのでしょうか・・・そして、皇室で飼育されるのでしょうか?気になります(笑)

まあ、こんなことも記事になってインドネシアでは非常に盛り上がっております。

今のところ、天皇皇后両陛下のインドネシア訪問に際してネガティブな記事やソーシャルメディアでの反応も見かけていません。SNSの一部ではもしかしたらあるのかもしれませんが、今のところまだ目立って目についてはいません。

Kunjungan Kaisar Naruhito Jadi Simbol Persahabatan Indonesia-Jepang

 

記事タイトル「徳仁天皇の訪問はインドネシアと日本の友好の象徴」という記事にもある通り、今回即位後初の国際親善訪問にインドネシアが選ばれたことは非常に意味のあることだと思いますし、インドネシアに住み、活動させて頂いている自分自身も改めて両国の友好の為に尽くしていかなければと身が引き締まります。

自分は日本を代表してこの国に住まわせてもらっているのだという意識も持ちながら歴史を学び、その上に立って活動を続けていきたいと思います。

というわけで、今日は天皇皇后両陛下インドネシア訪問のニュースを取り上げました。またコメントなどで皆さんの感想も教えてもらえれば幸いです。

それではまた明日の記事でお会いしましょう、テリマカシ!