ジャカルタからselamat siang, 加藤ひろあきです。

年末でも相変わらずの30度、しかし現在は雨季なので昼過ぎから夕方にかけては必ずと言っていいほど雨が降り、渋滞がひどくなり、移動が困難になります。

 

インドネシアは乾季と雨季の二種類しかないのでちょっと味気ない気もするのですが、雨季や乾季の中にも見ていけば細かい変化はあって、それが個人的には一年中30度近くのインドネシアで暮らす楽しみにもなっています。

 

さて、本編に入る前に告知をさせてください。

 

加藤ひろあきの活動の裏側はもちろんのこと、インドネシアのエンターテインメント事情、インドネシア音楽やニュースの紹介・解説、さらには毎日1単語ずつインドネシア語の単語紹介もしていてインドネシアを学ぶこともできてしまう加藤ひろあきのオンラインサロン「インドネシアよりテリマカシ Banyak」メンバーを募集しています。

 

 

月額1000円で毎日の記事更新を楽しんで頂けて、さらには月に一回のオンライン交流会もあり、僕も参加してインドネシアにまつわる色々な話をメンバーの方々とさせてもらっています。ぜひ、ご加入いただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します!

 

今日書くこの話題も2週間前にオンラインサロンに詳しく綴ったことではあるのですが、素敵な夜だったのでブログにも書いてみたいと思います。

 

タイトルの通りなのですが、二週間ほど前に俳優でミュージシャンの「ディーン・フジオカ」さんとインドネシアにてお食事をさせて頂きました。

 

ご家族との時間の為にインドネシアで休暇を取られていたディーン・フジオカさん、

 

 

その様子がちょくちょくInstagramに上がっていたので、あぁインドネシアにいらっしゃってるんだなーと眺めていました。

 

僕が初めてディーンさんとお会いしたのは2018年、ジャカルタにて行われた日本映画祭にディーンさんが主演を務めた「海を駆ける」がノミネートされゲストとしてジャカルタに来られた時でした。

 

 

この年の日本映画祭の総合司会を務めていた僕はここでディーンさんと初めてお会いしたのですが、そんなにゆっくりお話しできる時間もなかったので、自分が2014年からインドネシアに移住してエンターテインメントの活動をしていることをだけを伝えさせていただきました。

 

 

その後は活動を追いながら、ディーンさんがアジアツアー「"Born To Make History" <Prelude To Tomorrow>」でジャカルタにいらっしゃった際にもご挨拶したりと交流を続けさせてもらってきたのですが、今回初めてゆっくりとお食事をしながら話す機会を頂きました。

 

場所はジャカルタにある「SKIRTS Grill & Bar」というお店で、ステーキがめちゃくちゃ美味しいのでオススメです。

 

 

さて、ディーンさんと本当にゆっくりと色々な話をさせていただいたのですが、その中で印象に残っているのは日本ではなく外国で活動をするということについてです。

 

ディーンさん自身、一度はアメリカへ渡り、その後台湾へ渡り、インドネシアを経由して日本へと戻り、現在のご活躍に至ります。

 

僕自身エンターテイメントをやりに2014年に日本を離れインドネシアに来る際は片道切符の気持ちで、ちょっとやそっとのことじゃ帰らない、ここで自分が納得するまでとことんやり切るんだと腹を括ってきました。

 

その話をさせてもらうと、ディーンさんもアメリカに渡った時は同じ気持ちだったと。もう日本に戻って何かをやることはないのかもしれないなという想いで日本を発ったそうです。それが巡り巡って日本に再び拠点を置くことになり、そこで活動することになったのには未だに不思議な感じもするけれど、これまで滞在したそれぞれの国で真摯にやりたいことに向き合ってきたから今があると話されていました。

 

そしてお互いに確認しあったのは、外国で活動して本当の意味でそこで活躍する為にはやはりその国に「根を張る」ことなんだと。

 

その国の人たちと膝を付き合わせて時間を過ごして、とことん話して、共に作品を創り上げて、一緒に泣き笑い、その国で生きる一人として輪の中に入っていくこと、上辺ではなくその地で生きること、またそこから生まれてくるものを作品やエンタメに昇華していくこと、それが大切だとお互い確認し合いました。

 

ディーンさんが根を張り、そこでもがき、懸命に掴んできた成功の数々の話を聞き、僕の心にも新たな火が灯り、2022年最後に大いなる刺激を受けました。やったるぞ。

 

そして、インドネシアのエンターテインメント界という難しい土壌(ディーンさんの経験上他の国と比べても難しいと思うと話してくれました)で8年間走ってきていることは凄いことだから、それを自信としてこれからもさらに活躍してくださいというありがたい言葉も頂きました。

 

別れ際には「お互い頑張ったその先でまた会いましょう」と。

どこまでかっこいいんですか、ディーンさん(笑)

 

最高の時間を過ごし、またお会いできるまでさらにインドネシアに根を張って、活躍していかないとなと気持ちを新たにしているところです。

 

ここに書ききれなかったディーンさんとの会話の内容もオンラインサロン「インドネシアからテリマカシBanyak」に書いていますので、再度のお願いですが興味ある方はぜひ!

 

 

というわけで、ディーンさんの今後の更なるご活躍も祈りつつ、今日のブログはこの辺で。また次回の記事でお会いしましょう。

 

あなたにとって今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

 

*ディーンさんの音楽まだ聞いたことない方がいたら、この機会にぜひ。