本編に入る前に告知をさせてください。
加藤ひろあきが以前関わらせて頂いた「コミュニティーFM」の活動にまつわる動画が公開されています。
こちらの映像は兵庫県神戸市で多言語インターネット配信を行っている「FMわぃわぃ」さんが制作されたもので、「FMわぃわぃ」さんと言えば、1995年の阪神淡路大震災の際に在日外国人が多い長田市で多言語放送での情報共有・提供を行っていたコミュニティーラジオ局で、現在も放送を続けながらこの「コミュニティーラジオ」という概念を海外にまで広げています。
その取り組みの一環としてインドネシアで行われた「JICA草の根技術協力事業『官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業』」、こちらの活動に加藤ひろあきも参加させて頂き、同じく地震と津波を被災したインドネシアのスラウェシ島パル・シギ・ドンガラでの活動の様子をこの映像の中で紹介してもらっています。
是非、一度観て頂けますと幸いです。
上記のリンクは日本語版ですが、下記にインドネシア語版、英語版も置いておくので、お友達に広めて頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
さて、今日も「PPKM:公衆活動制限」が発令されているインドネシアはジャカルタから更新していくのですが、新型コロナウイルス関係のお話はお休みして、先日無事に閉幕した「東京2020パラリンピック」の話題をお届けしたいと思います。
皆さんは「東京2020パラリンピック」ご覧になられましたでしょうか?
連日、いろいろな競技が民放やNHKで放送されていたと思いますが、大変の競技は放送されずに、観客も入れずに終わっているので、せめてこのウェブサイトから各競技の激闘を観てみてください!
見逃し配信やハイライトでいろいろな競技を観れますので、是非お気に入りの競技を見つけて応援してみてください。2024年にはまたパラリンピックがありますし、それを今からみんなで応援していきましょう。
僕自身も個人的に親交のある車いすバスケットボール女子日本代表の網本麻里選手にパラリンピック前にインタビューをさせてもらいました。
よかったら、こちらも是非覗いてみてください。
車いすバスケットボール女子日本代表は13年ぶりのパラリンピック出場で、それまではなかなか予選を突破することができず、パラリンピックに出場すること自体が北京五輪以来で久しぶりでした。
その中で全体の6位でのフィニッシュは立派でした!お疲れ様でした!
では、ここからはインドネシアの選手たちの活躍を見ていきましょう!
皆さんは今回のパラリンピックでインドネシアがいくつメダルを取ったかご存知ですか?
正解は、、、
『9個』です!!!!
おおおおおおおお!!!!
オリンピックよりも多い!!!!
内訳は「金:2個」「銀:3個」「銅:4個」でした。
早速一人ずつ見ていきましょう。
まずは話題沸騰のこのペアから。
[金メダル]
バドミントン女子ダブルス SL3-SU5(立位)
レアニ・ラトゥリ選手、カリマトゥス瀬ニュ
優勝した瞬間に涙を流して熱く長い抱擁を交わした二人の写真はさまざまなメディアでも大きく取り上げられ感動を呼びました。
そして、バドミントンではもう1組金メダリストが誕生しています。
それがこちらのお二人!
[金メダル]
バドミントン混合ダブルス SL3-SU5(立位)
レアニ・ラトゥリ選手、ハリー・スサント選手
決勝ではフランスペアとの接戦を制して、見事に優勝。
そう、レアニさんはなんとバドミントン2種目で金メダルを獲得。
さらにさらにシングルスでも銀メダルを獲得したので、一人で合計三つのメダルを獲得しました!今後、レアニさんはパラバドミントン界のレジェンドとしてその名を刻むことになるでしょう。
この他にもバドミントンでは銀:2つ、銅:2つの合計6つのメダルを獲得。
バドミントン大国インドネシアの底力を見せつけました。
バドミントンメダリストたちを一気に見ていきましょう!
[銀メダル]
バドミントン女子シングルス SL4(立位・足)
レアニ・ラトゥリ選手
[銀メダル]
バドミントン男子シングルス SU5(立位・腕)
デヴァ・アンリムスティ選手
[銅メダル]
バドミントン男子シングルス SU5(立位・腕)
スルヨ・ヌグロホ選手
[銅メダル]
バドミントン男子シングルス SL4(立位・足)
フレディー・セティアワン選手
いやー、素晴らしい活躍ですね。
メダル獲得ランキングでも、インドネシアはバドミントン部門の3位に入りました!
おめでとうございますー!!!
さあ、メダリストの紹介は残り3選手です。
同じラケットを使った競技ということで言えば、卓球でもインドネシアがメダルを獲得しています!
[銅メダル]
卓球男子シングルス クラス10(立位)
ダヴィッド・ジェイコブス選手
準決勝では銀メダルを獲得したフランスの選手と最終セットまでもつれ込む大接戦の末に敗れて惜しくも銅メダルでしたが、大健闘でした。
パラの卓球はラケットを口で加えて、足でサーブの球をあげる選手が話題になったりして、日本でも盛り上がっていたかと思います。
インドネシアもその種目で堂々のメダル一つ獲得。素晴らしいです!
インドネシアがオリンピックでも毎大会メダルを獲得する種目といえば「ウエイトリフティング」、パラリンピックでも見事に一人メダリストが誕生しています!
[銀メダル]
ウエイトリフティング女子41キロ級
ニィ・ネンガー・ウィディアシー選手
バリ島出身のウィディアシー選手は個人のインスタグラムでインフルエンサーとしても活躍している選手で、試合中の鬼気迫る表情やその屈強の上半身とはギャップのある可愛らしい姿をSNS上では見せていて人気です。
このクバヤ姿も素敵ですね!!
気になった方は是非フォローしてみてくださいね。
そして最後に紹介するのは若干23歳のスプリンターです!
[銅メダル]
陸上男子100m T37(脳性まひなど)
サプトヨガ・プルノモ選手
優勝したアメリカの選手が10.95秒、第二位のロシアの選手が11.18秒、そして第三位のプルノモ選手が11.31秒でした。
若干23歳ということを考えれば、ここからさらに成長すれば金メダルも狙えるのではないかと言われている逸材。
プルノモ選手が挑戦しているのは軽度〜中度の脳性まひの障害を持つ選手の部門です。
ちなみに脳性まひとはWikipedia伯父さんによると、
脳性麻痺(のうせいまひ、英: Cerebral palsy, CP)とは、受精から生後4週までの間に、何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障害を指す症候群である。
運動障害・肢体不自由者の発症要因の約7割が当症候群だとされる。遺伝子異常によるものや、生後4週以降に発症したもの、暫定的なもの、進行性のものは含まれない。
とのこと。
この辺りのことも言葉としては知っていても、なかなか自分ごととしては捉えられておらず、知識が足りないのは反省すべきところだなあと思っています。
ともあれ、今回メダルを獲得した選手の皆さん、メダルは獲得できなくてもパラリンピックに国を代表して出場した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
様々な制約があった今回の東京オリンピック・パラリンピック、障害を乗り越え、健康プロトコルも遵守し、健康に留意しながらベストを尽くした選手の皆さん、そしてそれを支えた運営スタッフの皆さんには心から拍手を送りたいです。
スポーツから力をもらった今、また自分は音楽でそれを表現して、その力をもっともっと循環させていけるように頑張っていきたいと思います!
今日はここまで!
いつもブログに遊びに来てくれる方、テリマカシです。
今後ともよろしくお願いいたします!
それではあなたにとって、
今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。
ひろ。