本編に入る前に告知をさせてください。

いよいよ明後日に迫りました、NHKBS1スペシャル「市民が見た世界のコロナショック7月〜8月編」、皆さんリマインダーの設定は完了していますでしょうか?

 

 

今回も様々な国の「市民」がその土地土地での新型コロナウイルスとの葛藤を発信しています。インドネシアからは加藤ひろあきがコロナやワクチン接種と向き合ったこの一ヶ月間の模様をお届けしてます。

今週末、9月5日(日)日本時間23:00(インドネシア時間21:00)からの放送になります。

#再放送も決定しています!

#9月7日(火)日本時間19:00(インドネシア時間17:00)

是非、ご覧ください!

 

 

さて、今日も「PPKM:公衆活動制限」が発令されているインドネシアはジャカルタから元気にお届けします。

まずは昨日のインドネシアの新型コロナウイルス関連のデータを見てみましょう!

 

(データ: https://kawalcovid19.id/ )

 

9月2日

新規陽性者:8,955人

治療中(入院):−12,933

回復者:21,208人

死亡者」680人

 

となっています。

 

(データ: https://kawalcovid19.id/ )

 

同じデータソースからの引用で、1日あたりの新規陽性者・死亡者数の簡易的なグラフではありますが、7月〜8月頭にかけてピークだった頃と比べるとぐっと数値が下がっているのが見て取れるかと思います。

 

地方ではまだまだ余談を許さないところもありますが、全体的に状況は落ち着いてきており、特にジャカルタでは多くの地域が「Area Hijau:安全地域」に指定され始めています。

 

そんな中、ジャカルタでは公衆活動制限がレベル3に下がったこともあり、各学校で対面授業が再開されています!

 

 

現在、ジャカルタでの対面授業は月、水、金の三日間だけ行われています。

これは学生、そして学校側が健康プロトコルを遵守しながら登校し、対面授業を行うのに慣れるための準備期間とされています。

学校側もこの健康プロトコル遵守のためにどういった機材や物品などの準備が必要で、どういったルールを設ける必要があるのかを試行錯誤している状態だと言えるでしょう。

 

9月6日は例の如く「PPKM:公衆活動制限」の査定日なのですが、その翌週9月13日から「月〜金」の毎日対面授業が始まる予定だというのが上記の「CNN Indonesia」の記事です。この各日投稿は8月30日から始まっているので、2週間の準備期間を経て9月13日に学校完全再開という流れになりそうです。

 

数値がこのまま安定しし下がっていけば、もしかしたら9月13日にはジャカルタが「公衆活動制限レベル2」になる可能性もあるのかなという感じですね。

 

 

インドネシアメディア「Kompas」の記事では、対面授業がこのままスムーズに再開され、大きな問題が起こらずに進んでいくことが学生にとっても、親御さんにとってもいいことだろうという記事を書いています。

 

オンラインの授業の際は6:30起床だったのが、対面授業になると登校の時間などもあるので、5:00起床になると学生の一人がインタビューに答えています。

さらにオンラインではやはりダラけてしまうと。

誰かに見張られている訳でもないし、何か課題に取り組むにしても一人でやるしかなく、わからない箇所があってもなかなか先生にその場で聞くこともできず、そのままになってしまう場合があるようです。

 

そして、何より外で友達と遊ぶことが禁止されていた中で、学校に登校して友達と会って遊べるのが嬉しいとも答えています。

インタビューを行った生徒は新型コロナウイルスの「Zona Merah:危険地域」に住んでいるようで、町内会ではパトロールが実施されており、外でなかなか遊べなかったそうです。

 

ここで一つインドネシア語の勉強⭐️

 

「PTM:Pembelajaran Tatap Muka」

これで「対面授業」という意味になります。

新聞等を読む人はこの「PTM」を覚えておくといいかもしれません。

 

さて、ここでワクチンの話題を一つ。

 

 

加藤ひろあきも打たせて頂いた「アストラゼネカ製」のワクチンが新たに50万回分オーストラリアから届きました。

これは2021年中に250万回分の「アストラゼネカ製」ワクチンをオーストラリアから受け取る取り決めの第一回目輸送分になります。

 

ちなみに先日、在インドネシア日本国大使館が「インドネシアにおける在留邦人向けワクチン接種」の受付を開始しました。

 

 

こちらで接種される予定のワクチンも「アストラゼネカ製」ということになります。

これで、これまで「NIK:住民登録番号」が何かしらの理由で取得できない方が接種できていなかった問題を解消できそうです。

すでに多数の方が申し込みを行なっているようですので、興味がある方は上記のウェブサイトから詳細をチェックしてください。

 

加藤ひろあきは「NIK:住民登録番号」を取得できており、インドネシアのワクチン接種プログラムに参加していることと、「アストラゼネカ製」は1回目の接種から3か月間の期間を開けることが推奨されているので、今回は見送って11月に2回目の接種を行う予定です。

 

インドネシアに暮らす邦人の皆さんが引き続きベストな日程や選択をできるように情報共有を頑張っていきたいと思いますので、共に気張っていきましょ。

 

本日インドネシア時間21:00(日本時間23:00)からは、毎週金曜日の定期YouTubeライブ配信です!

 

 

全編ほぼインドネシア語ではありますが、インドネシア人たちと一緒にわいわい盛り上がりたいという方、是非遊びにきてください!

日本語でのコメントも大歓迎です。

 

というわけで、平日終わりの金曜日。

出来れば笑顔で過ごしていきましょう!

 

あなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。