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今日も「PPKM:公衆活動制限」が発令されているインドネシアはジャカルタからブログ記事を更新していきたいと思います。

まあ日々色々なことが起こっていますが、自分自身は思ったよりも8月が忙しくなってありがたい限りだなあという感じです。

皆さんに報告したいこともいくつかあるので、解禁になり次第こちらでも書いていきたいと思います。楽しみにしていてください!

 

ここ数日メディアに挙がっていたニュースで気になったものがいくつかありましたので、今日もそれを共有していきます。それではいってみましょー!!

 

 

まずはジャカルタ特別州知事のアニスさんの発表を取り上げたこちらの記事。

アニス州知事が外国人用にシノファーム製ワクチン接種を準備しており、その価格が一回「Rp. 700.000(日本円で6000円ほど)」になりそうだというニュースです。

 

こちらは「KADIN:インドネシア商工会議所」とのプログラムのようで、申し込みはすべてKADINのホームページから受け付けるとのこと。

自国の大使館や政府、会社や企業からも接種が出来ていない外国人への一つの選択肢になればとのこと。

 

先日、僕は無料で「アストラゼネカ」を接種させてもらいましたが、この先は外国人は接種が有料と規定されていく可能性もあります。

僕の2回目接種予定が11月なので、その時にルールがどうなっているのかは確認していく必要があるのかなと思っています。

 

 

こちらの記事は先日、突然「SpeedLab Indonesia」というこれまでアンティゲン検査やPCR検査を主に行っていた企業からワクチン接種の値段表がネット上で拡散されたという記事です。

 

記事の中には実際に拡散された値段表があるのですが、昨日「SpeedLab Indonesia」社がこの騒動を謝罪し、これは政府が以前計画していた有料ワクチン接種の政策に則って作成された値段表で、それがこのタイミングで誤って流出してしまったと釈明しています。

しかし、この「SpeedLab Indonesia」のチラシに書かれている番号にメッセンジャーアプリ「WhatsApp」でメッセージを送ると自動返信の形でこの値段表が帰ってきていたことから話題になりました。

 

 

実際、インドネシア保健省は2022年から3回目の接種、いわゆる「ブースター接種」を有料化することを検討しており、今回の「SpeedLab Indonesia」はそれに向けてもこういった価格表を策定していたのではないかと言われています。

 

ちなみにその値段は「Rp. 100.000〜150.000(日本円で1,000円前後)」に設定されることが検討されていますが、これは「BPJS:社会保障・医療保障制度」に加入している人の負担額になる予定で、「BPJS」を毎月支払っていない人はこの補助を受けられない為、値段が高くなる可能性が高いです。

 

いづれにせよ、いつまでも無料というわけには国としてもいかないと思うので、どのタイミングで有料化に踏み切るのかは気になるところです。

一ヶ月ほど前に有料化を検討するものの国民からの抗議で中止になっているだけに、どうなるのかは注目です。

 

 

こちらの記事も今後に関わる重要な内容なのですが、アニスジャカルタ州知事が先日ジャカルタが「公衆活動制限レベル3」に指定されたことで(それまではレベル4)、キャパシティーの50%以内で学校での対面授業を許可しました。

 

インドネシアはすでに一年半に渡って学校での対面授業が行われておらず、オンラインでの授業は行われているものの、地域によってはインターネット環境が整っていなかったり、経済的な理由からそもそもインターネットを利用できない家庭や子供がいたり、全体で見るとまだまだ核家族の割合が少ないインドネシアでは家庭内で落ち着いてオンライン授業を受けられない環境も多く、これまで様々な問題が指摘されてきました。

 

学校を開けて、対面授業を行うことはある意味で急務で、これまでも何度も検討されながら第二波の到来などで頓挫していました。

政府は先月から学校でのワクチン接種もかなり積極的に行っており、そのワクチン接種がある程度行き渡り、レベルが3に下がったこのタイミングで対面授業の許可をだしたというわけです。

 

ただ、「CNN Indonesia」はこのことに関していくつか注意喚起を行っています。

 

 

新型コロナウイルスのクラスターが発生する可能性はもちろん指摘されているのですが、ワクチン接種に加えて健康プロトコルを遵守すればここはある程度は防げる可能性が高いと。

それよりもこの一年半、椅子に長い時間座って授業を受けるということをしてこなかった子供たちがいきなり教室に返ってきてすぐには集中して授業を受けられないのではないかと指摘されています。

 

特に小学校の低学年くらいでは、いわゆる「学級崩壊」のようなものが起こる可能性が存分に起こる可能性があるので注意が必要だと「CNN」は書いています。

確かにあの教室に入って、椅子に座って、一定時間黙って授業を受けるというのはもはや非日常になっている感があって、大人であっても適応するのに少し時間がかかりそうな気もします。

 

とはいえ、対面授業を始めることは学習意欲を高めたり、他者との関わりを学ぶためには非常に重要だとは思うので、学校が再開したのはよかったのではないかと思います。両親も子供が学校に行くことで出来ることも増えるでしょうし、ストレスも軽減される可能性もあるのでプラスでしょう。

 

というわけで、今日はワクチンの有料化の可能性と学校の対面授業についての記事を紹介しました。

ジャカルタ日本人学校もこれを受けて、そろそろまた開くかもしれませんね。

そうなったら、少し日本人の皆さんもジャカルタに帰ってきてくれるかも…。

 

それではあなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。