本編に入る前に告知をさせてください。
明日、インドネシアで行われるオンライン音楽フェスティバルに出演させていただきます。
明日「Jakarta Convention Center」にて行われる大規模ワクチン接種の会場のモニターで流れる音楽フェスティバルなのですが、会場に行かない方も同時に「GoPlay」というアプリケーションでライブ配信を観ることができます。
僕と妻アリーナは12:00頃の出演予定です。
今回のチケットには「無料」のものと「有料」のものがあるのですが、「有料」のものはその売上が100%寄付サイト「Kitabisa.com」を通じて、新型コロナウイルスで苦しむ貧困層の方々に衛生キット、薬、食料などを届ける活動に寄付されます。
どうぞ、できれば有料チケットを買ってライブを楽しんでいただければ幸いです。
僕も寄付のために自分が出演してはいますが、チケットを購入してみました!
基本的にはインドネシア国内からしか観れないものなのでインドネシア在住の方でこれを読んでくださっている方、どうぞよろしくお願いいたします。
今日も「PPKM Level4:公衆活動制限レベル4」のインドネシアはジャカルタよりブログ記事をお届けします。
まずはジャカルタで特に話題になったのがこちらのニュースです。
記事のタイトルは、
「ジャカルタ特別州政府、「公衆活動制限」中の食堂やレストランでイートイン(店内飲食)に「ワクチン接種証明書」を義務化へ」
です。
「Warteg」というのは基本的には路面にある小規模な食堂のことで、10人は入れないくらいの店舗面積のお店がほとんです。チェーン店もないことはないですが、基本的には個人営業している食堂がほとんどです。
そこでの店内飲食にも「ワクチン接種証明」が必要とは、ジャカルタも相当思い切っていますが、案の定これに対してネット民は抗議の声を上げています。
「ワクチン接種証明必須にしてもいいけど、その前にワクチンを過不足なく配布しろよ!打ってないと入れません、でも打つワクチンはありませんってギャグだろ」
というコメントが印象的です。
インドネシア政府は各国にワクチンを要請しており、数種類のワクチンがすでに届いていますが、この先も段階的に送られてくるのでワクチン接種スピードの加速にワクチンの供給が追いついていない現状があります。
特に地方でにワクチン不足は問題になっていて、今回のこの規則はジャカルタだけですが、いずれ地方にもこのルールが適用されるのではないかと話題になっています。
反応を見てまた取り下げるということもあるかもしれないですし、ひとまずは「公衆活動制限レベル4」においてということにはなっているので、期限の8月2日にはまた何かしらの変更があるかもしれませんが、一応ジャカルタに住んでいる方は頭に入れておいた方がいいルールかもしれません。
さて、こちらのニュースはどっかで聞いたことあるような話です。
記事のタイトルは「健康プロトコルを無視し、人混み(密)を作り出したとして事情聴取された14人のInstagramセレブ、TikTokセレブ」という記事です。
YouTuberたちが変なことしてる〜!
こんなことしてるの日本だけだわ。
と、かのニュースを見て思っていた方、安心してください!
そういう人たちがいるのは日本だけではありません!(笑)
#いや安心はするな
#いや笑えへん
#いや笑い者にはなってる
というわけで、1人は有名インスタグラマーで自身の誕生日パーティーを盛大に行なっていたのがSNSから判明し、炎上した末に警察が動きました。
もう一つは12人のインスタグラマー、ティックトッカーがコンテンツ制作の為に集まり大騒ぎしている模様がSNSにアップされ、当然のように炎上して警察が動きました。
そして最後はアチェのインタグラマーが友人(?)の店をプロモーションする為に店を訪れ、そこにファンが多く集まり、その模様がSNSに流れて炎上し、警察が動きました。
この14人ほとんどが事情聴取を受け、主催者や会場となったホテルなどは罰金を受けています。
長引く活動制限、終わりの見えない規制にストレスは溜まっているし、我慢の限界に来ていることも確かで、自分が今の時代に10代、20代だったらどういう想いで日々を過ごしているだろうかと想像しては胸が苦しくなるのですが、まあ、「PPKM Level4:公衆活動制限レベル4」が発令されている現状では炎上からの罰金も仕方ないとは思います。
まあ、そうなるだろうとわかっててもやりたくなる衝動があったんですかね。
そのパッションをもうちょっと他のことに使ったらいいのにとも思いますが、こう考えてる時点で頻繁に炎上するようなコンテンツクリエイターにはなれないのかもしれません。
#しょっちゅう炎上してる人のメンタルってすごいよね
#おれは逆立ちしても真似できないわ
今日は最後にオリンピック系の話題を一つ。
ジャカルタが2036年の夏季五輪に立候補を決めました!
2032年の招致ではブリスベンに敗れてしまいしたが、その4年後2036年に再びリベンジするとのこと。
これまた4年に一度行われる2018年アジア競技大会「Asian Games 2018」も、開催3年前の2015年に本来は開催都市だったはずのベトナム・ハノイが財政難を理由に開催権を返上し、ジャカルタが代替開催に手を挙げて実現しました。
本来ならば10年弱かけて準備する大会をたった3年の準備で形にしたことをオリンピック委員会も高く評価しており、順調にロビー活動が行われれば2036年にジャカルタにオリンピックがやってくる可能性は低くないのではないかと思っています。
今から15年以上と準備期間はたっぷりあるので、国内のアスリートの強化も含めて、国を挙げての招致になればと思いますが、昨今のお金と権利にまみれたオリンピックを見ていると、そこにインドネシアが関わったらどんなことになってしまうんだろうという思いもあります…。
いずれにせよ、オリンピックがインドネシアにいつかやってくるかも、その頃自分はどこで何をしているのかなとかぼんやり考えながら書いた今日の記事でした。
それでは、今晩の定期ライブ配信でお会いしましょう!
あなたにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。
#YouTubeでの定期ライブ配信はインドネシア時間21:00(日本時間23:00)からです。
#待ってるー!
ひろ。