本編に入る前に告知をさせてください。

妻アリーナのバンド「MOCCA」の「All The Way」という楽曲の日本語バージョンMusic Videoが公開されました!

「All The Way」という楽曲はMOCCAの6枚目のアルバム「Day By Day」の日本盤に限定収録されている楽曲で、加藤ひろあきが日本語歌詞翻訳を担当しました。

アリーナが頑張って日本語で歌っているこちらの楽曲、是非YouTubeでVideoと共に楽しんでください。

「All The Way」の日本語バージョン「ずっと」が収録されているアルバムは以下から購入可能です。よろしくお願いいたします。

 

さて、今日もインドネシアの新型コロナウイルスにまつわるニュースをいくつか取り上げていきます。この記事からインドネシア、ジャカルタはこんなことになってるんだと少しでも情報を仕入れいていただければ幸いです。

「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」9日目の記事いってみましょー!!!

 

まずはこういう時だからこそ、気をつけてくださいという話題から。

これはインドネシアだけでなく、日本でも起こりうることなので十分に注意してください。

 

数日前にインドネシアのSNSでかなり多くリツイートされ、僕が所属してる様々なコミュニティーのグループにも投稿されていたこのポスター。

このポスターの内容は「酸素供給チームが酸素・酸素ボンベを無料で提供します」というものでした。

 

青い文字で「NIPU」と書いてあるのは「偽物・詐欺」という意味なのですが、拡散されていたこのポスターには大きく連絡さきの電話番号が書いてありました。

酸素・酸素ボンベ不足が叫ばれているインドネシア、この酸素無料提供のポスターは瞬く間に拡散されたのですが、これが「HOAX:フェイクニュース」だということが判明しました。

 

被害者は空のボンベに酸素補充をお願いし預けたまま返ってこなかった、無料と書いてあったはずの酸素供給で金銭を要求された、などの被害を訴えています。

このポスターはかなり広く拡散されていたので、邦人の方でも受け取った方は多いかと思いますが、これ以上拡散しないようにしましょう。

 

さらにこの混乱に乗じて「フェイクニュース」も増えていますので、情報の真偽には十分に注意してください。かくいう僕も、数日前にこの酸素供給の情報を拡散してしまい(現在は削除しています)迷惑をお掛けしました。

今後はこういったことのないように最新の注意を払っていきたいと思います

 

「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」9日目にして、内容の変更が発表されました。大筋の内容は変更なしですが、「結婚式」に関する項目が修正されました。

 

 

これまでは「結婚式は健康プロトコルを遵守の上、30名まで可能。飲食の提供は禁止で、密閉された持ち帰り(ケータリング)の形式でのみ可能。」と規定されていましたが、今朝の修正で「結婚式」は7月20日まで全面的に禁止となりました。

それに合わせて、モスクや教会、その他祈祷施設での宗教的な行事や集まりも改めて禁止の通達が出ています。

 

 

ジョコ・ウィドド大統領も改めて、この「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」中はなるべく家からお祈りを行い、このパンデミックの収束を願って、それに貢献する行動をしてほしいと訴えています。

 

続いて、インドネシアに450万本の「モデルナ」ワクチンが到着というニュースです。

 

 

時事通信の記事では400万本となっていますが、インドネシアのメディアでは450万本となっていたら、300万本となっていたり様々です。

ただ、確かなのはこのアメリカから到着する「モデルナ」ワクチンは医療従事者の方々の「三回目」のワクチン接種に使用されるということです。

 

ワクチン接種が終わっているはずの医療従事者の感染・死亡があとを絶たないインドネシア。中国のシノバック製のワクチン効果が疑問視されており、今回「ブースター」と呼ばれる第3回目の接種が決定されました。

これにより医療従事者で犠牲になる方が一人でも減ればと願います。

 

ワクチン関係の話題を続けると、いよいよ私費でのワクチン接種が本格的にスタートしました。

 

「Kimia Farma」クリニックにてスタートする私費ワクチン接種。

これまでは企業やコミュニティー単位での接種が行われていたのですが、明日7月12日(月)からいよいよ個人での申し込みが可能になります。

今回「Kimia Farma」によって提供されるのは「中国シノファーム製」のワクチンで、一回あたりの接種料が以下のようになります。

一本当たりのワクチン料 : Rp321.660
 

サービス料(接種料) : Rp117.910
 

接種一回あたりの総額 : Rp439.570 (日本円で4000円ほど)

ワクチンは二回摂取しなければならないので、この金額を2倍して、合計:Rp879.140(日本円で8000円強)がワクチン接種完了までの費用になります。

こちらのサービス、外国人が申し込みできるかの記載がなく、まだ確認ができていません。

 

この私費ワクチン接種は国のワクチン接種ペースアップ政策の一環で、これからジャカルタ以外の地方都市でも段階を追って展開していくとのこと。

会社やコミュティーで申し込んだがまだ打てていないという人向けのサービスで、一度接種を終えている人は利用できないとのことです。

 

最後に昨日公表されて邦人を騒がせたシンガポールからの発表。

 

 

 

この発表の中で、「過去21日間にインドネシアへの渡航歴がある全ての旅行者のシンガポールでのトランジット(乗り継ぎ)を禁止する」という項目があり、ジャカルタからトランジットでシンガポールを経由して日本に帰るというルートを選択していた人が実質帰国不可能になりました。

 

日本行きの航空券は空きも少なければ、値段も高騰しているので、シンガポールでトランジットをして帰ろうとしていた人は相当数いるはずで、急遽チケットの変更を迫られる事態になりました。

こればっかりはインドネシアの感染者数の急増を受けてのシンガポール政府の対応なので、インドネシア側からは恐らくどうすることもできず、また制限が解除されるのを待つしかないという状況です。

シナがポール経由のチケットを保持している方が万が一このブログの読者の方の中にいらっしゃいましたら、すぐに対応なさることをお勧めいたします。

 

こうして日に日に状況やルールが変わるような状況ですが、なるべく臨機応変に対応できるように情報を仕入れながら、十分な準備をしていきましょう!

 

というわけで、日曜日ももう暮れますが、月曜日からまた素敵な一週間を迎えられることを祈っています。

 

あなたにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。