本編に入る前に告知をさせてください。

毎週金曜日は加藤ひろあきのYouTubeチャンネルでのライブ配信の日です。

インドネシア時間21:00(日本時間23:00)から、加藤ひろあきが毎週トークテーマを設定して視聴者の皆さんとあーでもない、こーでもないとおしゃべりする一時間。

ほとんどインドネシア語でお話ししていますが、日本語でコメント頂いても訳して読み上げます。インドネシア語を勉強している人も、話したことがそのまま文字になるインドネシア語ライブ字幕を出していますので、それを追いかけながら楽しんでもらえればと思います。

本日も、あなたの参加をお待ちしています!

 

 

今日も「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」7日目を迎えて、どんなことが話題になっているのかを様々なメディアの記事を引用しながら見ていきたいと思います。

 

まずは新型コロナウイルスとは関係ないのですが、オリンピック・パラリンピックが目前ということもあり、五輪に出場する選手の一部が参加した出陣式が行われました。

ちなみにインドネシアからは8種目28人の選手たちが今回のオリンピックに参加する予定になっています。

メダルが期待されるのはバドミントンとウエイトリフティングなのですが、ウエイトリフティングの選手は今回、この出陣式に参加していました。

 

一方のバドミントンチームは一足先に8日の夜便で日本へと出発しています。

 

選手とコーチ、その他関係者も含め総勢25人のバドミントンチームが昨晩、スカルノハッタ空港から日本へ向けて出発しました。

バドミントンチームはこれから熊本県熊本市でキャンプを張り、その後東京に移動して大会に備えるスケジュールを組んでいます。

メダルはもちろん期待されていると思いますが、とにかく無事に新型コロナウイルスに感染などすることなく、大会を終えて戻ってきてくれればと願います。

 

さて、様々な動きがある「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」7日目ですが、まずはこのニュースから。

 

中央ジャカルタのクマヨランの「Puskesmas」と呼ばれる「地域診療所」で火災が発生し、保管してあったワクチン約1000本が焼失しました。原因は電流のショートだと言われていますが、警察が調査中です。

焼失したワクチンがシノバックだったか、アストラゼネカだったかについても未だ調査中とのことです。

 

ワクチン関係の話でいくと、今日からジャカルタではワクチンの巡回摂取が始まりました。これはワクチン接種率を高める為のジャカルタ政府の施策の一種で、「PPKM:緊急公衆活動制限」で移動の制限が掛かっている状態でも市民がワクチン接種を受けられるようにという取り組みです。

 

 

(写真ソース: https://www.liputan6.com/news/read/4602882/foto-pemprov-dki-jakarta-kerahkan-mobil-vaksin-covid-19-keliling?HouseAds&campaign=PictureFirst_Home_STM&page=1 )

 

「JAKI」というアプリで申し込みを行い、指定の時間に接種会場に行き、ワクチン接種を行うことができます。このあたりの「アプリ」を絡めた取り組みの早さは本当に素晴らしいと思います。社会の雰囲気的に「何事も走らせてみて、問題があったらあとから修正する」というやり方が許されているから出来ることなのかもしれませんが、日本だとちょっとこういう施策は難しそうだし、時間がかかりそうですよね。

 

さらに、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港でも乗客に対するワクチン接種サービスが始まります。

 

 

現在まででターミナル2のライオンエアー乗客用と、ターミナル3のガルーダ・インドネシア航空、シティーリンクという二社の乗客用の2会場が用意されるそうです。

今回の空港でのワクチン摂取は「Farmalab」という会社が運営をすることになっているそうなので、興味がある方はまずはホームページにアクセスしてみてください。

http://www.farmalab.id/

 

続いて、これまでジャワ島・バリ島のみに発令されていた「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」ですが、新たにジャワ島・バリ島以外の15の都市に対してこれまでの「PPKM Mikro:小規模公衆活動制限」から「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」に変更するとアイルランガ・ハルタルト経済担当調整大臣が発表しました。

 

 

新たに追加になった都市は以下の通りです。

Kota Tanjung Pinang

Kota Singkawang

Kota Padang Panjang

Kota Balikpapan

Kota Bandar Lampung

Kota Pontianak

Manokwari

Kota Sorong

Kota Batam

Kota Bukit Tinggi

Kota Mataram

Kota medan
 

ちなみに今回の「PKMM:公衆活動制限」は、ジャワ島・バリ島に関してはルフット・パンジャイタン海洋・投資担当調整大臣の担当ですが、それ以外の地域に関してはアイルランガ・ハルタルト経済担当調整大臣が担当しています。

 

ということで、相変わらず連日新規陽性者の記録更新が続いています。

死者数も1日で800人を超えています。

一方で回復者も過去最高をカウントし続けていますが、それでも新規陽性者との間に1万人以上の開きがあり、以前厳しい状況です。

明日以降もまた情報を共有できればと思います。

 

お互い安全に、健康に過ごしていきましょうね!

あなたにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。