本題に入る前に告知をさせて下さい。

 

明日、2021年4月20日(火)のインドネシア時間19:00(日本時間21:00)からは毎週のレギュラー番組「Hiro Sensei」の放送日です。

全編インドネシア語の放送ではありますが、日本の面白いニュースを紹介したり、会話ですぐに使える簡単な日本語を教えつつ、僕が一曲歌うという内容の45分番組です。

この生放送は後に動画が残ったりすることはなく、その時間しか観ることができません。「GoPlay」というアプリケーションをダウンロードするか、インドネシア以外の国からも以下のURLからご覧頂けますので、是非覗いて見て下さい!

 

さて僕は今、バリ島からジャカルタに帰ってきたばかりでこのブログを書いています。

昨日の早朝5時半に家を出てジャカルタからバリに向かい、到着したその足でロケ現場に向かい1日中撮影をした後、今朝空港で新型コロナウイルスのRapid Antigen Testを受けて、飛行機に乗って帰ってきました(笑)

 

バリ島ってリゾートなのに…休暇で遊びに行くところなのに…(笑)
とは思いつつも、この新型コロナウイルスの状況の中でお仕事を頂けることに感謝しつつ、撮影をしてきました。

 

 

2年以上ぶりにバリ島は確かに様変わりしていて、人がいるはずのところに人がいなくなっていました。

外国人観光客を中心にいつも賑やかだった道はシャッターが閉まったままのお店ばかりになっており、昔を知っているだけに不気味なほど静かでびっくりしました。

 

ジンバランという海沿いでシーフードを食べられる場所でご飯を食べたのですが、断食明けの時間帯にはテーブルが一応全てうまるくらい人はいて、それを見て少し安心しました。

 

それでも、人が溢れかえっていたかつての活気はもちろんなく、それ故に少しゆったりとしたいい雰囲気だったりもしたのですが、現地の観光業や飲食業を営む皆さんにとっては本当に洒落にならない事態がもう一年以上も続いているんだなと実感しました。

 

インドネシア、バリ島が外国人観光客を受け入れられなくなってもう一年以上が経過しています。ドライバーさんと話していると、仲間たちが観光業を諦めて、というか続けられなくなり、農業をやったり、出稼ぎのために仕事をバリ島以外で探したりということも多くあるようです。

 

ドライバーさんは中には自殺をしてしまった人もいるとも話してくれました。

先が見えないということがどれだけ辛いことなのか、ルールを決めている奴らにはわからないんだろうな、とも呟いていました。

 

そんな話を聞きながら無邪気に凧揚げをしている子供たちの姿を見て、少し感傷的な気持ちになったりしていました。

 

僕がバリ島に住んでいるわけでもないので、詳しい状況はわからないですし、バリ島に対してできることはあまりなかったのですが、今回弾丸ロケの合間にもこういった話や光景を見れたことはとても大切なことだったと思います。

 

この美しい島にまた多くの国から観光客が訪れ、笑顔や幸せが戻るそんな日が訪れますように。

ただ、観光客が減ったことで綺麗になっている海や場所があることも事実なようで、その辺りも今後は考えていかなければならないのかもしれませんね。

 

というわけで、バリ島弾丸撮影ロケ、無事に終了して帰って参りました。

1泊2日でしたが、貴重な時間になりました。

その想いを持って、今日からまたジャカルタで頑張ります。

 

それではあなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。