本題に入る前に告知を2つさせてください。
加藤ひろあきが、音楽機材を紹介するサイト「mybest」に登場。
普段ライブや音楽活動の中で使用している機材を紹介しています。
全編インドネシア語ではあるのですが、どんな機材を使って活動しているのか興味がある方は覗いてみてください。
#まだ髪の長いときの写真が使われている
#だいぶ伸びてきたけどここまでの長さになるのはまだ時間かかりそう
もう一つは、インドネシアの若手バンド「Eclat Story」とのコラボレーション動画。
元々は数々のカバー動画からYouTubeで火が着いた三人組「エクラットストーリー」
「Bentuk Cinta(愛の形)」という楽曲が昨年大ヒットし、先日初となるオリジナルアルバムを発売しました。おめでとう!
すでに三つのコラボレーション動画が「Eclat Story」のYouTubeに上がっています。
#これは僕の楽曲「Bahagia Itu Sederhana ~幸せはやってくる~」「Ruang Rindu」を一緒に歌わせてもらった動画です。
そして、今回の動画はEclat Storyの大ヒット曲「Bentuk Cinta」を本人たちと歌わせていただいている動画になるのですが、サビを日本語に翻訳して歌っています。
とっても甘い曲で、僕の風貌に合うのか?!という感じもするのですが、その辺りも含めて楽しんで頂ければと思います(笑)
プレミア公開は、明日2021年4月15日(木)インドネシア時間20:00(日本時間22:00)。僕もチャットに参加する予定なので、是非オンタイムでやり取りしながら楽曲を一緒に楽しみましょう!
#忘れないようにリマインダーの設定を忘れずに!
ということで、宜しくお願い致します。
さて、今日は先日受けたある質問について書いていきたいと思います。
先日、とある方とメッセージのやりとりをしていたら、こんなことを聞かれました。
「加藤さんって、実際インドネシアでどのくらい有名なんですか?」
これ、答えるのすごく難しいですよね。
「有名」っていう基準はすごく曖昧だし、「知名度」とかもそうですけど、自分で調査することはできないし、肌感で感じることを基にして判断するしかないです。
僕の楽曲を知ってくれてたり、テレビでレギュラーを持っていた時に知ってくれてたり、日本好きの界隈では知られているかもしれませんが、インドネシア全土にその名前が轟いているかと言われたら、かなり怪しいと言わざるを得ません。正直。
日本のメディアでは「インドネシアで最も有名な日本人」とか、「インドネシアで大成功した日本人」とか取り上げて頂く機会は多いのですが、それはテレビ的にキャッチーなのでそういう肩書きが付いているのであって、僕自身がそれを言って回っているわけではありません。
芸能の世界だけで見てみても、以下のような素晴らしい方々がいて、
元JKT48で現在もタレントとして活躍する「仲川遥香」さん、
元よしもとのインドネシア住みます芸人で、現在はインドネシアの大手事務所に移籍しメディアでよく見かける「山口健太」さん、
同じよしもと所属の住みます芸人でYouTubeの登録者数が50万人をそれぞれ超えている「そこらへん元気(Genki Banget)」くんと「濱田大輔(Daisuke Botak」くん、
残念ながら亡くなってしまいしたが、一時期インドネシアのお茶の間には欠かせない存在だった「シェフ原田」さん、
インドネシアで俳優一筋、様々な映画作品に出演している「鈴木伸幸」さん、
ジャワ・ガムランと共にワヤン・クリット(影絵芝居)の公演などで歌い手:シンデンとして活躍を続ける唯一の日本人「狩野裕美」さん、
このような方達を差し置いて自分が「インドネシアで一番有名な日本人だ」と吹聴して回れるほど僕は無邪気ではありません。
僕の周りの、僕を応援してくださっている方々から「いや、加藤くんが一番有名でしょ!」と言ってもらえることもあったりして、それはそれはもの凄く勇気と力を頂けて、感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。
僕は2014年4月24日にジャカルタに移住してきて、もうすぐ丸7年が経とうとしています。2018年までに「インドネシアで一番有名な日本人になって」、「日尼国交樹立60周年の親善大使になる」のだと目標を立てて意気込んで来て、それなりに頑張ってきたつもりでしたが、結局親善大使になることは叶わず、親善大使の皆さんをMCとして紹介し、その姿を後ろから眺めていました。
あの光景は恐らく一生忘れることはないでしょう。
その後は何とか現状維持のままここまで来ていて、その時その時で懸命にもがいているものの、進んでいるのか後退してしまっているのかもよくわからなくなる時もあったりして、挙句、新型コロナウイルスがやってきて、今自分が立たされている現状を嫌というほど見せつけられました。
僕はよしもとに所属していて、そこから海外で生活していけるようにベーシックインカムを頂いています。ありがとうございます。感謝です。
正直に話してしまえば、そのインカムなしでは「芸能」だけで生きていけていません。それが現実。仮に明日僕の契約が解除されて放り出されたら、今のままではこの世界に生き残れません。
新型コロナウイルスはそのことをはっきりと僕に知らせてくれました。
何となくわかっていながら見てみぬフリをしていたことを目の当たりにさせてもらいました。
だからこそ、ここ数年の自分の活動を振り返って考えています。
このあと、どうしていけばいいのかを。
この煮え切らない自分をどうしたらいいのかを。
自分にはまだ何が残っているのかを。
そこから這い上がって、前に進んでいく姿をまた見せたいと思っています。
幸い心は折れていないですし、気持ちは前を向いています。
現状打破の一手を死ぬ気で考えます。
まだ死にたくないので。
そんなとこで凹んでる場合じゃないです。
ということを考えるきっかけを「加藤さんって、どのくらい有名なんですか?」という質問からもらったよという記事でした。
自分事過ぎてすいません。
でも、こうやって何度も悩みながら進んでいくしかやり方知らないので頑張ります。
またあなたの力も是非貸してください。
お願いします。
というわけで、そんな僕の現状の共有が誰かの力になったりしたらいいなと思いながら、今日のブログを終わりたいと思います。
あなたにとって、
今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。
ひろ。
#昨日この動画に「すごく気に入りました!全世界に広めたい」とコメントしてくれた日本の方がいて嬉しかったです。テリマカシ。