今日は初めて携帯からブログを更新しています。
諸々の用事で朝からパソコンに向かえず、今もゆっくりと腰を落ち着けてブログを書ける環境にないので、ブログ執筆のライブ配信は出来ませんが、更新は止めずにいきたいと思います。

先日、すごく久しぶりにインドネシア住みます芸人のそこらへん元気くんとご飯を食べてきました。

そこらへん元気くんを知らない人の為に説明しますと、元気くんはインドネシア住みます芸人というよしもと所属の芸人さんで、2015年からインドネシアに住んで活動をしています。

元気くんは若くしてインドネシアに渡ってきていて、ジャカルタに来てから5年も経つのにまだ20代です。
#羨ましいぞこのヤロー

ピン芸人として活動しているのですが、基本的に何でも出来ちゃう芸達者で、そこにきて甘いマスクも手伝って、インドネシアで多くのファンを獲得しています。

特にYouTubeの登録者数は50万人を超えていて、立派に人気YouTuberの地位を確立しています。


またTikTokでもフォロワー数は17万人超え、コンテンツも面白いのでまだまだ伸びていきそうです。


きっと、インドネシアのエンタメ好きの人なら押さえている人物かとは思いますが、改めてチェックしてみて下さい!


自分の長所の活かし方と時代がマッチ

さて、そんな元気くんと久しぶりにじっくりと話すことが出来ました。事務所が同じ後輩ということもありますが、何よりインドネシア芸能界を生き抜く同志という想いが強く、歳は10ほど離れていますが、いつも色々と学ばせてもらってます。

今回も話題は多岐に渡りましたが、この新型コロナウイルスの状況が元気くんには追い風になったんじゃないかという話で盛り上がりました。

新型コロナウイルスがこうして世界を混乱に陥れる前から、元気くんは活動の軸をイベントやテレビへの出演からYouTubeにシフトしていました。

週にほぼ毎日のように動画投稿を行なっていたこともあり、登録者数は順調に推移し、新型コロナウイルスが発生してからも順調にその数は伸び続けています。

TikTokに関してもインドネシアでは一度使用が禁止されてことがありましたが、元気くんはその利用が禁止される前から既にTikTokを始めており、TikTok用のコンテンツも考えて作り続けていました。

元気くんも新型コロナウイルスの到来を予測してこれらのことを準備していたわけではないと思いますが、自分の芸達者という長所を活かしながらファンを獲得していくプラットフォームとして最適だったのがYouTubeとTikTokで、結果としてこの時代それが追い風になりました。

そういう意味で元気くんは時代を読む力にも長けているのだなぁと僕は尊敬しています。


軌道修正から掴んだチャンス

そんな元気くんは現在、年内のYouTube登録者数100万人を目指して活動を続けています。
面白いのはYouTuberとして登録者数50万人を超えて結果が出始めたと同時に、テレビの仕事も舞い込んできたということです。

YouTubeで色々なジャンルで動画を投稿している元気くんですが、その人気コンテンツの一つが「食」に関するコンテンツです。


例えばこれは昔にバズった動画ですが、唐辛子を100個入れて食べてみたりとか、、、


お箸で食べるのと手で食べるのはどちらが簡単なのか!とか、、、(笑)


目隠しして寿司のネタを当ててみる、とか。

こういったコンテンツが今も元気くんの動画のポピュラー動画として再生回数も上位を占めています。

ここから「食レポ」のレギュラー番組の仕事が舞い込み、元気くんは今TRANS TVという民放でも視聴率の高いチャンネルでレギュラーレポーターを務めています。

最近はインドネシアでも中間所得層以上のテレビ離れが起きており、テレビ局も視聴率獲得に必死です。
それでいて、この新型コロナウイルス状況下で広告収入は劇的に減っているので、番組としては失敗できません。

となると、お金をかけて番組の内容や作り込みで勝負するよりも、ある程度の視聴者を獲得できるホストを番組に据える事で視聴率を取りに行く傾向が明確になり、そこで白羽の矢が立つのが所謂「インフルエンサー」と呼ばれる人たちです。

SNSでは有名人でも、テレビ業界ではまだ名前が売れていないという人たちを起用する事で、出演料を気持ち抑えることが出来ます。
何故ならファンや視聴率を持っている、テレビの世界で有名になっているタレントたちのギャラは総じて割高だからです。

そこにうまく入り込んでいるのが元気くんという訳です。それは元気くんの活動があって、戦略があって、そうなっている訳なので、ここでももちろん元気くんを尊敬です。

元気くんがYouTubeに活動をシフトしようとしていた当時、マネージメント側は元気くんを含む芸人さんたちをテレビ出演やイベント出演をメインにプッシュしていました。
その中でやはり苦戦は否めず、元気くん自身も考えた末に活動をYouTubeにシフトしていった経緯があります。

それがこうして当初難しかったレギュラー番組の獲得などに繋がっていたり、今後も「インフルエンサー」という文脈でイベントなどにも呼ばれるであろうことはとても示唆に富んでいると思います。

皆さんも是非、今後の元気くんの活躍に注目して下さい!!
僕もまた学ばせてもらいながら、一緒に切磋琢磨していきたいも思います!!

それではあなたにとって、
今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

ひろ。


今日は僕らが利きサンバルに挑戦した動画でお楽しみ下さい!