一昨日の夜中にインドネシアのボーカリストで、僕も同じボーカルキャンプで切磋琢磨した仲間が一人他界しました。

名前を「マルティン・サバ」って言います。

インドネシア音楽界のメインストリームにいた人ではないのですが、晩年は自身のゴスペルのクワイアーを持ってレリジウスに活動したり、現在、活躍する様々なアーティストのボーカルコーチなども務めていた方です。

 

僕も妻のアリーナも本当に大好きだった人で、こんなに柔らかくて、優しくて、他人想いの人がいるのだろうかというくらい温かさの滲み出る、素晴らしい人でした。

持病の悪化で亡くなってしまったのですが、こういうことがある度になんで死ぬのがこの人じゃなきゃいけなかったんだろうと考えます。

 

敬虔なキリスト教徒だったマルティン。

オンラインでお葬式に参列しましたが、この世の中での勤めを終えたマルティンは神様に呼ばれ、向こうの素晴らしい世界へ旅立ったのだと。

 

それは、きっとそうなんだろうけど。

そう思わないとやってられないんだろうけど。

それでもやるせないよ。おれは。

 

 

人生であんなに優しく、温かい人には会ったことがないというくらいの人。

いつだってひろがやることは全力で応援するから、ひろがやりたいことを思いっきりやって、ヒロが歌いたいことを歌えばいいって。

この言葉がどれだけ力をくれたか。ありがとう。テリマカシ。

 

もっともっと歌聞いてもらいたかったな。

もっともっとマルティンの歌も聞きたかったな。

 

 

前から二列目の右から2番目のメガネかけてるのがマルティン。

 

ここに参加してたみんな、まだ今も歌ってるよ。

おれも2017年からアルバムだせてないけど、新作全然出せてないけどさ、まだ歌ってるよ。

死後の世界があるのか、魂は巡るのか、それとも綺麗さっぱり消えて無くなってしまうのか、おれにはわからないけど、それでも届くかもしれないから歌うよ、これからも。

 

この歳になってくると、歌いたくても歌えなくなってしまった人、その夢を諦めざるを得なかった人がどんどん出てくる。

自分だっていつまで歌えるかなんてわからないし、それがいつまで必要とされたり、聞いてもらえるのかわからない。

でも自分が歌いたいことを、悔いのない様に歌っていきたいと思う。

 

でも、やっぱわかんないや、なんでマルティンが死ななきゃいけなかったんだろうな。

 

美味しいご飯食べよ。

 

今日も精一杯生きよーっと。

 

気張っていこ。

 

愛するマルティンの魂よ、安らかに。

 

すいません、今日のブログはこれで。

みなさんにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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本日、インドネシア時間18:30(日本時間20:30)

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