数日前に「びーと」さんというインドネシアに長く住まれている重鎮の方より、直接メッセージで消えてしまった以前のブログ記事の救済方法を教授頂きまして、連日せっせせっせとアーカイブを収拾しております。

 

それでも拾えない記事はあるのですが、かなりの記事を救出し保存することができました。改めて、この場で御礼申し上げます。「びーと」さん、テリマカシです。

 

このブログにコメントを下さっている方もありがとうございます。

都度都度、お返事を返しています。
今後ともコメント残して頂けると励みになりますので宜しくお願い致します!

 

昨日も「clubhouse」でトークをさせて頂いたのですが、ほとんどインドネシア語での会話になりました。

日本側からはジャズミュージシャンの「Yuki Lee」くんが参加。

インドネシア側からは主催のシンガー「Yuricho」くんと、

インドネシアのバンドゥン出身で、インディーズでも確固たる地位を築いているチル系エレクトロニカを奏でるバンド「HMGNC」(読み方:ホモジェニック)のメンバー「Dea」さんが参加。

 

そんな4人でお話しさせてもらいました。

感想はまず、「通訳しなきゃいけないから疲れた」です(笑)

 

一昨日のトークは基本的に日本語オンリーで、そこにさらにモデレーター「竹内明美」ちゃんがいてくれたので、どんどん回してくれて、僕は基本的に話くれる人の話を聴いてそれにリアクションしたりすれば良かったのですが、昨日は僕が日本とインドネシアの間に入らなければならず、自分の発言をする機会というのもそれなりに制限されていたというか、流れ上、僕が誰かの発言を通訳したものを長く喋って、さらにそこから僕がまた自分の意見を話し始めるという展開に雰囲気的に持っていきづらく、最後まであんまりうまく立ち回れなかった気がします(笑)

すいません!

 

でも、興味深い話をYurichoくんからもDeaさんからも、Yukiくんからも聞くことができたので、総じて有意義な時間になりました。

 

特にHMGNCのDeaさんは奥さんのバンドMOCCAとは旧知の中で、間接的にお互いを認識していたのですが、今回こういう形で直接お話しすることが出来て良かったです。

その中で、2020年にHMGNCが「バンドとそのクルー、制作スタッフなどに少しでも収入を」というのと、聴いてくれる人に少しでも前向きになってほしいという想いから、「You Are Not Alone」という楽曲を発表しており、そこでうちの奥さんのアリーナがfeaturingにて参加していました。

 

 

よかったら、聴いてみてください。

こんな感じで「お互い助け合っていきましょう」というのと、「せっかくツアーやライブがなくて時間があるから、一緒に作品を創ろうよ」という流れは日本にもかなりありますよとYukiくんが発言していて、インドネシアでもその流れは今後加速していくだろうとDeaさんも呼応していました。

 

また、その気概というかスピリットがこれからのエンタメや音楽界にとって困難を切り拓く鍵になるともDeaさんは語っていました。

 

確かにそうですよね。

インドネシアは特に現在、大衆を集める可能性のある「イベント」そのものを開催することができません。

基本的に人を集めるという行為を行えない状態にあります。

理論的にはプロトコルを守って、人数を制限して行うイベントならOKなはずなのですが、新規陽性者が1万人を超えるここ2週間は政府も流石に規制を再び強めるしかなく、雰囲気的にそういった催しが開催される気配はありません。

 

かといって、オンラインのイベントも多く開催されているかと聞かれれば、思ったよりもその数は増えてきていません。

もちろんウェブセミナー、略して「ウェビナー」の類は至るとことで開催されていますが、そこに音楽が入り込む余地はそう多くはありません。

 

だれもが、プラットフォームに少しお金さえ払ってしまえば比較的安価に「ウェビナー」を開催でき、そこにわざわざ集まってくる人たちは「音楽」のような娯楽がなくても最後までそのウェビナーに残ってくれる可能性が高いということに皆さん気付き始めてしまいました。
#そもそも興味がない人は音楽があろうがなかろうがすぐに抜けていく

 

今までは集まってくれた人の注目を引き続けたり、飽きさせないために「音楽」が使われていたようなイベントでも、そこに何十万というお金を掛けるのであれば、もっと他のことに使いましょうよとなっているのも事実。

 

そんな中で僕らができることといえば、やっぱり制作するしかないんですよね。

止まるわけにはいかないから。

それを自分一人で行ってもいいし、誰かと共作してもいい。

アーティスト、ミュージシャンは今、基本的に時間がある状態なはずなので、そこに向き合っていく時間を確保しやすい。

 

ということで、自分もちゃんと創作しなければという自らに対する戒めです。

翻訳とか急遽の撮影とかでバタバタする日々を送っておりますが、しっかりと創作にも向き合って生きております。

 

今日も1日大事に過ごして生きていきたいです。

一緒に今日も一日分強くなりましょうね。

 

というわけで、新しい一週間気張っていきましょう。

あなたにとって、今日が昨日よりちょっともいい日でありますように。

 

ひろ。

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