今日は朝からここまで4つの仕事を終えました!

よく頑張った!お疲れ様、かとひろ!!

と言ってあげたい気持ちのままこのブログを書いています。

 

現在、インドネシアは夕方の6時です。

今日も「00:00 STUDIO」で配信しながらブログ書いてます。

 

皆さんは仕事終わって「お疲れ様でした〜!」って人が多い時間帯ですかね。

これから仕事って人もいるかもしれないけど、、、そういう人はファイトっす!

僕もこの後、ブログ書き終わって夜ご飯食べたらまた翻訳の仕事です。

 

さて、今日はその翻訳の仕事について書きたいと思います!

 

 

加藤ひろあきの「翻訳」ってどういうものがあるの???

 

僕は一番情熱を持っているミュージシャン、シンガーソングライターという肩書き以外にタレント、俳優をしつつも「翻訳」も大切にやらせてもらっています。

 

「翻訳」と一言で言ってもその範囲は相当に広く、お堅い書類の翻訳もあれば、会社のマニュアルなんてのもあったり、法律や大統領令などを翻訳している人もいれば、広告やチラシなんてのを翻訳している人もいます。

 

僕はその中でもちょっと特殊で「歌詞」と「小説」を翻訳しています。

メインでやっているのは「インドネシア語→日本語」という翻訳で、これに関しては自分の母国語に翻訳していくので、比較的やりやすいです。

 

特に歌詞の翻訳は大得意で、自分が歌い手だからこそわかる歌詞のはまりかたとか、メロディーへの当て方、日本語のリズムの置き方などを考えて、なるべく元の歌詞の意味を損ねずに翻訳することを心掛けて作業をしています。

 

これまで、自分のYouTubeコンテンツ「#VersiHIRO」として発表してきた5曲はもちろんのこと、

 

 

インドネシアを飛び越えて、世界のトレンド入りを果たし話題になったAriel Noahの「もしもまたいつか」

#いつの間にか3000万回再生いっとるやんけ!すごすぎ。

 

自分の翻訳の出来をとても気に入っているRANの「心はすぐそばに」

 

そして、僕の心の友TULUSの「セパトゥ〜くつ〜」

 

これらの楽曲の歌詞翻訳を担当し、レコーディングの日本語発音のディレクションも担当しました。

それぞれのアーティストがとにかく才能に溢れていて、発音とか譜割りも教えたらすぐに出来てしまうので、内心「その才能をおれにも分けてくれや!」と思いながら、感動しておりました。

実際に聞いていただければわかると思いますが、日本人が歌っているのととほぼ遜色なく聞いていただけるかと思います。

この人たち、みんな日本語まったく喋れないんですよ。まったく、凄すぎ。

 

小説はこれまで二冊の翻訳に携わっていて、そのどちらも共同翻訳という形ではあるのですが実際に1ページ1ページ向き合って訳して、日本で出版をすることができました。

 

自分が翻訳しなければ日本の人たちに絶対に届くことのなかった作品。

もちろんインドネシア語ができる人は除きますが、そういう人はまだまだ多くないので。そういう意味で僕の翻訳処女作「虹の少年たち」が店頭に並んだ時は本当に心の底から感動しました。

こちらは上智大学の文化人類学者:福武慎太郎さんと一緒に翻訳させて頂きました。

 

 

そして、2019年には「珈琲の哲学」という翻訳作品としては2作目の小説も出版させて頂きました。こちらは東京外国語大学インドんシア語専攻の先輩で、プロの翻訳家:西野恵子さんと共同翻訳しました。

 

 

この作品は僕の奥さん「Arina Ephipania」の実のお姉さん「Dee Lestari」が書いた小説で、インドネシアで大ヒットした小説です。

僕が結婚した奥さんの家族はみな凄まじく、前のブログでもそのことについて書いたことがあるのですが、また改めてこのアメブロの方にもいつか書きたいと思いますのでお楽しみに。

 

 

そんな加藤ひろあきが次に手掛ける作品は?!

 

さて、そんな加藤ひろあきが現在、マッハで翻訳に取り組んでいるのが、、、

こちらの作品です!!!

 

絵本「えんとつ町のプペル」!!

 

みなさん、この作品ご存知ですか?

現在、絶賛映画公開中ですね!

日本にいたら、観に行きたかったです!

 

もしかしたら映画の話題は聞いたことあるけど、この作品がそもそもは絵本からの映画化だということを知らない人もいるかもしれませんね。

 

この作品はキングコングの西野亮廣さんが2016年に出版された絵本です。

Wikipediaおじちゃんに聞くと、

『えんとつ町のプペル』は、日本の絵本。西野亮廣が脚本・監督となり完全分業制で制作した。メインイラストレーターは六七質。2021年1月時点で累計発行部数は65万部を記録している。 2020年1月には舞台化され、2020年12月25日アニメ映画版が公開された。

という作品です。

絵本で累計発行部数65万部とかバケモンでしょ。

 

僕は「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンのメンバーなのですが、その中で海外出版に関するグループがありまして、そこにいるメンバーの人たちとこの海外出版に関しては昨年から色々と進めていました。

新型コロナウイルスの影響で一度は頓挫しかけた話でしたが、インドネシアの「Naura Books」という出版社がどうしても出版したいと手を上げてくれました。

これはこちらから売り込んだとかそういう話ではなく、「Naura Books」の方から「出版したい」と声が上がったそうです。

話を聞くと、台湾か何かのブックフェアーでその噂を聴いていたとのこと。

面白いですね。

 

というわけで、現在はこの作品の翻訳に取り組んでいます!

当然「日本語→インドネシア語」の翻訳になるので、自分の母語ではない言語への翻訳になります。難易度は格段に上がります。

 

今回はこの翻訳をするに当たってインドネシアの出版社「Naura Books」よりご指名を頂き、翻訳することになりました。ありがたや。テリマカシ。

その際にこちらからお願いしたのが妻のアリーナとの共同翻訳です。

 

アリーナはMOCCAというインドネシアで20年以上最前線で活動しているバンドのボーカリストで、バリバリのミュージシャンです。

もちろん自分で作詞・作曲もします。

これまで「日本語→インドネシア語」の翻訳をする時はいつも一緒に作業をしてきました。最近ですと、スキマスイッチさんの「奏」をオフィシャル日本語バージョンということでオフィスオーガスタさんとのお仕事の中で二人で翻訳し、歌唱させてもらったりしました。

 

アリーナの言葉選びは本当に素晴らしく、インドネシア人が聴いても「そんな単語の使い方があったんだ!」「なんて綺麗なインドネシア語!」と感動するくらい、翻訳においても素晴らしいセンスを見せてくれます。

 

アリーナは日本語を話すことができないので、僕が元となる翻訳を作ってそれを二人で直しながら、より良い表現を探していくというのが僕らの翻訳スタイルです。

 

今回翻訳することになった「えんとつ町のプペル」は「絵本」というカテゴリーではありますが、大人から子供まで誰が読んでも感じるものや得るものがある素晴らしい作品で、その中に散りばめられている言葉たちはそれぞれに深い意味を持ちながら、物語を紡いでいきます。

 

その翻訳は「小説」ともまた違って、どちらかというと「歌詞翻訳」に近い感覚を抱いています。ここまで一週間ほど作業していますが、言葉を一つ一つ検討しながら、アリーナと意見をすり合わせながら進めています。

 

他の翻訳者さんがどうやって翻訳しているのかはわからないですが、僕にとってはこのすり合わせていく作業が楽しくて仕方ありません。

 

ちょっとその作業の様子を配信しようかなって思っています、今。

なので、もし気になる方がいたら、是非僕のSNSをチェックしておいて頂けると、どこかでその模様を配信します。

 

というわけで、撮影やインタビューのスケジュールも明日こう入っているのですが、1月31日を完成の締め切りと決めて作業しているので、そのスケジュールの隙間を縫って、誠心誠意翻訳していきたいと思います。

 

僕らが訳さなければインドネシア人のみんなに届けることはできなかったはずの作品。魂込めます!!!

 

というわけで、今日は加藤ひろあきが今手掛けている翻訳作品についてお話ししました。応援を、そして今月中に終わりますようにという祈りを宜しくお願い致します!(笑)

 

それでは、みなさんにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。