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「ブログを書いている様子なんて、何が面白いの?」って方もいるかもしれませんが、隣で同僚が一緒に仕事してるなくらいの感覚で眺めてもらえるといいかもしれません。一緒に頑張ろうや!的な(笑)

 

 

というわけで、今日は今インドネシアを賑わせている、バリ島で起こったとある事件と言いますか、とある出来事に関するニュースを一つ取り上げたいと思います。

 

 

「ノマドワーカー」って一体なんですか?

 

「ノマド」という言葉が使われ始めて久しいですが、皆さんもきっと一度は聞いたことがあると思います。

「ノマドワーカー」の意味を改めてWikipediaお兄さんに聞いてみると、

ノマドワーカーは、ノートパソコンスマートフォンタブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語の表現[1]。また、そのような働き方を、「ノマドワーク」という。

 

英語で「遊牧民」を意味する「ノマド (nomad)」と、「働く人」を意味する「ワーカー (worker)」を組み合せた言葉である[2][3]

「ノマドワーカー」も「ノマドワーク」も、2010年の時点で使われていた表現であるが[4]、「ノマドワーカーの先駆者」と評された安藤美冬の活動が知られるようになり[5]ブログの広告収入で生活するようになった経験を綴った立花岳志の著書『ノマドワーカーという生き方』が出版された[6]2012年ころから、広く用いられるようになった。

 

ノマドワーカーが働く場としては、しばしば代表的な例として言及されるスターバックスなど[2][7]、通常の喫茶店の他、そうした客向けに特化した店や、公共図書館などがある[8]。また、ノマドワーカーが注目されるようになると、その受け皿として、各地で電源やWi-Fi環境などを整備したコワーキングスペースを設ける動きも出始めた[3]

と出てきます。

2010年頃から使われている言葉なのですね。

そして、「ノマド」と言う言葉を聞いて、「スターバックス」を想像するのですね!それは驚きです(笑)

僕のイメージでだともうちょっと広くて、ノマドワーカーの働く場所として「海外」という項目が追加されます。

 

要は働く場所を選ばず、パソコン・スマートフォン・タブレットなどの機器類とインターネットさえあれば働けて、収入を得ることができるよ!というのが事の本質ですよね。

さて、「海外」ということにスポットを当てた時に浮き上がるのが「税金」や「滞在許可」「労働ビザ」という「海外ノマド」が避けて通れないながらも、意外と見落としがちな問題です。

 

ちょっと違う問題ではありますが、たまに僕のところにも「インドネシアでライブをしたいんですが、どこかいい場所ありますか?」とか、「インドネシアでも活動しようと思ってるんですが、手伝ってもらえますか?」とか問い合わせくることがあるんですけど、そこにはまずほとんどの場合「労働ビザ」とか「滞在許可」とかそう言った点は考慮されていません。

 

とはいえ、僕も日本で活動している時にそんなことを考えたことはなかったので、仕方のないことだと思います。

「え、ライブするのにビザとか必要なんですか?!」が僕が説明した後に必ず出てくる言葉です。そうなんです。まあ、グレーにやってる人は山ほどいますがね。。。

 

話を戻して、この「海外ノマド」としての生き方をしている人たちがインドネシア、特にバリ島には多くいる印象です。

今回ニュースになったのは、そんなアメリカからの「ノマドワーカー」でした。

 

 

アメリカからの「ノマドワーカー」がツイッターで炎上、その内容は?

 

このニュースは実は数日前からかなり話題になっていて、特にTwitterで議論が交わされていました。

 

アメリカ人の「Kristen Gray」さんという方がTwitterにとある投稿をしたのがきっかけでした。

現在、「Kristen Gray」さんのアカウントはすでにロックされており、実ツイートをここに添付することはできないのですが、要約すると

・Kristenさんは2020年の1月からバリ島に滞在。

・新型コロナウイルスが発生し、インドネシアが国外からの観光客をシャットダウンしている状態にも関わらずそれには抜け道があって、その方法を知りたければコンサルしますよ!

という2点でした。

これにとあるインドネシア人がTwitterで噛み付いて、

 

「この外国人はこのコロナ禍の状況にありながら、外国人をインドネシアに入国させようとするなんて何事だ!っていうか、こいつは税金を払ってんのか?!」

 

とツイートしたところから、一気に加熱。

このツイートは瞬く間に拡散され、炎上しました。

 

そんな中、本人が「ビザはしっかり取ってるし、税金もインドネシルピアでは稼いでないし、アメリカで納税してるから問題ないってうちの税理士も言ってるわ」とツイートし、これが議論の対象となりました。

 

#このツイートに書いてあるのは如何にバリ島が素晴らしく、自分の人生を楽に、生きやすくしてくれたかということなのですが、これ自体はいわゆる「先進国」からバリ島に移住した人が概ね抱く感想に似ているかと思います。

 

 

そもそもは「観光ビザ」で入国したこの「Kristen」さんは、ビザ取得の為に必要な情報が載っている「e-book」をUS30ドルで販売し、さらに実際にビザを取得したい場合は「コンサルタント料」として45分:US50ドルを受け取るというビジネスをしていました。

 

ここで本人が主張していたのが、「USドル」での支払いはこのインドネシアでは行われておらず、私はこの国でお金を稼いでいないと言うことです。

確かにそうなのかもしれませんが、基本的にはもう一年もバリ島に住んでいるので、本来ならこの主張は通らないはずなのですが(居住者/非居住者の判断は住民票みたいなものではなく「生活の拠点」で判断される為)、この新型コロナウイルスの特殊な状況でそこが曖昧になっていたところがポイントで、飛行機自体が飛んでいなかった期間もあり、一定数の外国人はバリ島から出られない期間がありました。

 

これに伴いインドネシア政府も、外国人のビザを例外的に延長していた時期があって、この「Kristen」さんはまさにそういった期間を利用しての今回のビジネスになっていました。

 

結論から書くと、、、

この「Kristen Gray」さんはパートナーの「Saundra Michelle Alexander」さんと共に「国外強制退去」、「6ヶ月間の入国禁止」という処分を受けることになりました。

 

 

https://news.detik.com/berita/d-5341089/dideportasi-kristen-gray-tak-boleh-masuk-ri-dalam-6-bulan

 

 

#英語で読みたい方はこちら!
#個人的にはこのTheJakartaPostに書いてある内容は非常に興味深いです。

 

ただ、ここで問題にされているのは実は「観光ビザでビジネスをしていた」ということはもちろん、この「Kristen Gray」さんがLGBTで、「LGBTの人はバリ島に住んだほうがいい。ここはLGBTにとって楽園だ」とツイートしたり、コロナ禍で大規模なホームパーティーを開催し、ソーシャルディスタンスの遵守やマスク等を全くせずに楽しんでいる様子をSNSに投稿していたことが問題にされています。

 

バリ島移民局の発表でも、むしろこのコロナ禍で外国人に対してバリ島に移住するように呼び掛けたり、LGBTを奨励するような発言、規制を掻い潜って入国する方法などの社会に有害となる情報を流布したということを処分の理由として強調しています。

 

とにもかくにも、アメリカ人の「ノマドワーカー」がこの件で国外退去になったことで取締りなども厳しくなるかもしれません。「ノマドワーカー」の方は改めて、ビザや税金などを確認するきっかけにするといいのかなと思います。

 

最後に、この件に関して、一部のインドネシア人は、

 

「いやいや、インドネシア政府も新型コロナウイルスのパンデミック中に謎に海外の大使館でインドネシア観光推奨のキャンペーンしとったやんけ!あれ鵜呑みしてインドネシア来ようとする外国人絶対おるがな!」

 

と突っ込んでいました。

ま、まあね。。。そうかもね。。。笑

 

というわけで、今日はバリ島の「ノマドワーカー」が国外強制退去になってしまったよというインドネシアで話題のニュースを紹介しました。

 

みなさんにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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今日は2018年アジア大会のテーマ曲「Bright As The Sun」で元気出していきましょー!!!