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1月3日、ジャカルタは晴れ模様で気温は29度。

今日も温かい、というより暑いっす。

そりゃ、野良猫仲間のManjaもこんな感じになります。

 

 

いや、びびるわ!

死んでるかと思ったわ!

 

2020年の大きな出来事の一つとして映画出演が決まったということを書いたと思うのですが、今日は昼過ぎにジャカルタを出発して、ふたたびチレボンという街にあるロケ現場に向かいます。

今日は移動日なので、撮影自体は明日なのですが今回の三日間の滞在で僕の出演シーンは撮り終わる予定です。

いわゆる「クランクアップ」です。

 

よく映画の制作現場の特集とかで日本の俳優さんがスタッフから花束をもらって、「○○さん、本日の撮影でクランクアップとなります!」とか言われて、涙涙に監督さんやスタッフさんに御礼を言うみたいなシーン見たことないですか?
あれです。

 

まあ、インドネシアにはあの慣習はないと思いますし、僕は主役級の役でもないので、シーンの撮影が終わったらさくっと「お疲れさん!」くらいの感じだとは思いますが(笑)

 

それでも自分にとっては感慨深いです。

いや感慨に浸る前にまだ終わってないので撮影がスムーズに進み、良い形で演技もできるように頑張ってきます!

皆さん、念を送ってください!

 

このチレボンの撮影現場ではこの1ヶ月間ずっと撮影が行われていて、主役級の俳優さんたちはみんなホテルに缶詰状態でこの1ヶ月ホテルと撮影現場の往復という日々を過ごしています。

凄いですよね。

本当に俳優という仕事は精神的にも肉体的にもタフじゃないと務まらないんだと実感しています。

 

僕のように撮影現場を出たり入ったりするのは登場シーンが主役級の俳優さんたち程多くないグループなのですが、そんな僕らが撮影現場やホテルに入るには、マネージャー含めて事前の新型コロナウイルス感染検査が必要です。

 

昨日は初めて「ドライブスルー検査」を体験してきたので、その話を書きたいと思います。

 

 

初体験のドライブスルー検査!

 

車に乗り込み、いざ出発。

 

今回は「halodoc」というウェブ・アプリケーションから申し込んで、この「ドライブスルー検査」を受けてきました。

 

 

この「halodoc」というウェブサイト・アプリケーション自体はコロナに特化しているわけではなく、元々は病院やクリニックでの診察をスムーズにするためのアプリで、チャットでお医者さんに直接質問できたり、近くの病院やクリニックを探したり、薬を選んで買ったりすることができるアプリで、その中の項目の一つに現在は「ドライブスルー検査」が追加されています。

 

 

このアプリケーションが非常に便利で、インドネシア語ができれば面倒な窓口でのやりとりとか支払いとかすべてスマートフォンやパソコンで出来てしまって、予約をすれば「何時に検査場所に来てください」と指示が来るので、その時間に現場に向かうだけです。

無駄な待ち時間も省くことができる画期的なアプリです。テリマカシ!

 

僕は自分の車を持っていないので、配車アプリの「Grab」を使って「ドライブスルー検査」へ。

ドライバーさんによっては「コロナの検査場なんて行きたくない」という人もいると聞いていたんですが、僕がこの日引いたドライバーさんはめちゃくちゃノリが良くて、「え、ドライブスルー検査?どういう感じなの?うわ〜、初めて行くわー!よっしゃ、行こうぜー!!!」みたいな感じでした(笑)

 

現場に着くと、こんな感じ。

 

 

 

綺麗な空に、だだっ広い駐車場。

その真ん中に突如として現れる検査場。

車での検査とバイクでの検査でレーンが分かれていて、僕が行った時はおよそ20台の車とこれまた20台ほどのバイクが列を作っていました。

 

 

そこから、受付ゲートへ。

「halodoc」で予約した際に送られてくるPDFを受付に提示。

PDFといっても。実際はスマートフォンを係の人に見せるだけ。

そこから受付の人が予約番号を確認して、検査の種類を確認、検査キットが渡されて次のゲートへ進みます。

 

 

この写真で言うと、左奥にあるのが次のゲートです。

次のゲートは検査の種類ごとにレーンが分かれていて、受ける検査のレーンに並びます。僕の場合は「Antigen」検査のレーンへ。

 

そして、順番が来たら係の人がやってきて、窓を開けて鼻の中にぐりぐり。

 

 

これ、また僕口開いてます。

何でですかね、この検査されるとき、口開けなくて良いはずなのに開けちゃってめちゃくちゃブサイクになるんですよね。

だれか、マジでこの検査中のかっこいい顔の作り方教えてください。

 

今のところのソリューションとしてはマスク着用がアンパイですが、引き続きこの検査のかっこいいアングルと顔の作り方、募集しています(笑)

 

この検査の数時間後には検査結果が携帯に送られてきて、検査完了。

 

結果は「陰性」でした。わーい!

これで、無事に撮影現場に出発できます!

待ってろよ、仲間たち〜!

 

というわけで、非常に簡単なステップで、しかも待ち時間も車の中でゆったりと待てるので、新型コロナウイルスの「ドライブスルー検査」オススメです!

僕は別に「halodoc」の回し者でもないのですが(笑)、時間を有効に使えて良いかなと思いました。

これまでクリニックに直接行って申し込んで検査をしていましたが、待ち時間がどうしても出来てしまうし、いつ呼ばれるかもわからないので何かしようにも集中できないんですよね。

しかも同じ待合室にいる人たちの中で、万が一「陽性」の人がいたら面倒なことになるなとか考えないといけないので、落ち着かないですよね。

 

僕は今回試していないですが、この「halodoc」英語でも対応してくれるとのことなので検査が必要な人は是非試してみください。

 

というわけで、今日は僕の初めての「ドライブスルー検査」体験についてお話ししました。

ちなみに例のノリのいいドライバーさんとはすっかり仲良くなって、僕の活動や音楽を紹介。その場で好きになってくれて、YouTubeのチャンネル登録やSpotifyのお気に入りに入れてくれました!ありがたや。

ということで、思いがけず1日一人ずつファンを増やす!というのも、二日連続で達成できました!(笑)

これも、ありがたや。

 

今日もこのブログ更新をライブ配信していました。

遊びに来てくださった「あんどう」さん、「Keiko」さん、テリマカシ!

 

 

そんなわけで、仕事始めは明日からという方が多いと思うので、今日はたっぷり休日を満喫してくださいね!

僕はこの後、車に乗って3時間くらいかけてチレボンに移動します!

 

それでは、皆さんにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように!

 

ひろ。

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