ドラマファンからの評価が名高く、僕が愛してやまない坂元裕二さんの今期のドラマ「カルテット」(火曜10時TBS)
みなさんご覧になってますか?

僕の坂元作品愛は2010年以降、そうこのブログを始めた辺りから。
好きが高じて「音楽ブログなのにドラマの感想や考察を語りまくる」といった時期がありました。

2011年「それでも、生きてゆく」
http://ameblo.jp/hiroaki1102/entry-11407219738.html
 
 

2013年「最高の離婚」
http://ameblo.jp/hiroaki1102/entry-11477434447.html
 
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で、今回の「カルテット」
TBSでの制作陣とのタッグは坂元さん的に久しぶりだと思うんですが(少なくとも再評価されだした2010年以降の連ドラはないはず)
見てる方、素晴らしくないですか?


コメディタッチのやり取り、それぞれの秘密、そして4話後半では物語の確信へと迫る展開となりましたね。
坂元作品の素晴らしいところは伏線の張り方。
4話を視聴したら、冒頭で家森(高橋一生)が「足がくさい女が好きって人もいるんじゃないですか」の問いに沈黙。
これは後で出てくる冬でもサンダルを履いてる元妻のことだったり。
2度以上の視聴、そして考察をおすすめしたい、今期一番の傑作だと思うわけです。


坂元裕二作品常連、というか(たぶん)お気に入りの女優満島ひかり、そして「Woman」や「いつ恋」で脇役として出演していた高橋一生、どうやら中心人物のうち何名かは坂元さんご使命でキャスティングされてるものだと思います(笑)
で、坂元作品になじみのない松田龍平を新たにキャスティング。

そしてそして、今回の本題は、4人の中で主人公に位置づけをされている松たか子について。
主人公と言いながら、仲間を救ったり、いっぽうで夫殺人疑惑をかけられている、最も謎の多い人物であり、展開の読めなさもこの作品の魅力ではないかと。
(またドラマの感想にww)



そうそう、知っている人は知っていると思うんですが、坂元作品に出演という意味では新鮮な松さんですが、脚本家の坂元さんとは縁があるのをご存じでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
明日、春が来たら
 
 
 
 


この1997年にリリースされたデビュー曲、

作詞:坂元裕二
作曲:日向大介



そう、坂元さん作詞なのですYO!!

あ、有名な話かもしれませんね。
なんでその話を急にしたくなったかと申しますと、知らない人がいたら知ってほしいなって思いを込めたのと、








今日めっちゃ寒いから






もう、「明日春が来たら、君に会いにいこう~」状態(笑)
寒くて寒くて、はやく暖かくなってほしい。


それにしても、この曲に関しては、結構前の曲であることに加えて、脚本と作詞は根本に違うのか坂元さんが書いたと言われてもピンとこない。
オーソドックスな甘酸っぱい青春の物語。


走る君を見てた 白いボールきらきら
放物線描いて記憶の奥へ飛んだ



主人公は球技に没頭する少年に恋をする。
登場人物が多く登場し思いが錯綜する表現、それは詞ではさすがに表現が難しいものね。
てか、坂元さん作詞してたのって結構昔だもんね。
TMNとかも提供経験があるらしいね。
 
今作詞したらどんな詞を書くんだろう。
たぶん、この頃とはだいぶ雰囲気も変わってくるかもね。
あ、でも脚本家の良さが詞で出るかなぁ。。
 
 
「明日、春が来たら」、昨年はanderlustもカバーしていて聴く機会が増えました。
20年経ってまわりまわって、詞ではなく台本を読んでお芝居するというめぐりあわせ。
なんか感慨深くありませんか?