実家生活2日目
激しい雨の中 妹と母と3人でお墓参りに。
別の用事があった妹とは お寺で待ち合わせ。
母を連れて 電車を乗り継ぎお寺へ向かう。
最寄りの駅からはタクシーに乗る。
行き先を告げたが 運転手は よく知らないので住所を言えと言う。
スマホですぐに調べ 伝えると 今度は ナビの調子が悪いと言う。
悪びれた様子もない。
まごころ商事、カチンとくる。
スマホのナビを差し出し
お貸ししましょうか、
と 事務的に言うと いらないと言う。
勝手にしろ。
わざと、何メートル進んだら左ですよ、
曲がったら左ですよ、
と教えてやると ろくに返事もしない。
お墓参りを済ませ、またタクシーに乗る。
今度はとても親切だ。
雨の中を歩いたので母の靴がびしょ濡れになったので 靴屋に入り 靴を選んであげる。
なかなか決まらない。
二足買い、妹と半分ずつ出して 早いけど母の日のプレゼントとする。
母はよく歩きよく食べる。
3日目。
長男と孫のS がやってくる。
昼ごはんに 初めてUber Eatsを利用する。
孫の希望で スシローから寿司を取る。
家から持ってきた レロレロ酒場。
お品書きと値段が書かれた取り札を置き、カルタの要領で取る。
ただし 呂律の回らない酔っぱらいのように
ラリルレロだけで 読む。
例えば 生ビール なら ララリール
ホッケの塩焼き なら ロッレロリロラリ
取った数ではなく 値段で勝敗を決める。
もうすぐ3年生の孫、大いに気に入り 何回もさせられる。
何年かに1回しか会えないけれど いつも笑顔ですぐに懐いてくれるのでうれしい。
こはるたちとビデオ通話をさせ 一年ぶりに話をさせる。
母のエンドレスのネバーエンディングストーリーを、S も、初めて聞くかのように 笑顔で頷きながら10回以上も聞いてくれる。
いい子だな と思う。