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エジプト学を求めて。

幼少からの夢はエジプト学者になること!高校卒業後に英国へ渡り、リヴァプール大学にてエジプト学を修めました。次の目標は日本で大学院進学&研究を行うこと!

それ

シリウスは元々日本語では青星(あおぼし)と呼ばれていたそうです。確かに青白っぽいな。

シリウス - Wikipedia


で、このシリウス。実は語源が古代エジプト語です。



ただし古代エジプト人が「シリウス」と言っていたわけではないです。



エジプト語spdt →ギリシャ語Sothis →ラテン語Sirius



という流れ。



このspdtというのが、シリウス星(学名:α Canis Major=α Great Dog=おおいぬ座α星)なわけですが・・・


シリウスはある時期になると、太陽に隠れてしまって見えなくなるわけです。


70日かけてシリウスが再び現れるとき、ナイル川の氾濫が始まったので、かなり重要なイベントでした。


なにしろナイル川が氾濫してくれないと、作物を育てるための栄養を含んだ泥が流れてこないからね。



そんなわけで、神格化されていたシリウス。


ちなみに女神さま。エジプト語では、最後にtがつく名詞は女性名詞となってます。

(↑の画像の半円みたいな形のがtの音を表す記号です)


もっとも、この法則は少しずつ例外が増えて、なんだかんだで最後にtつけなくなってしまうわけですがね・・・



ここにもまた、古代エジプトから脈々と受け継がれているモノがあったわけです。




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なんで急にシリウスなんかのこと書いたかと言うと、来週月曜に提出の課題に関連してるからです。


講師の先生が研究してたLahun Papyrusの一部を訳する課題で、


さらに今回はおまけで「シリウス祭(勝手に命名した)」のスケジュールについての短いエッセイ(1000語)も提出しなければならんのです。


必要な記事とかはコピーが学内のネットに置いてあるから楽でいいんだけどね。




さて、そろそろ課題に戻りますか。

久しぶりの大物が手に入ったよー







およそ50cmのレシート(TESCO)。



ちなみに合計9.51ポンドのお買い上げでした。



円にすると、だいたい2000円くらい。







まぁ白紙部分がニョ~って最初に出てきちゃっただけなんだけどね!



レシート渡されたとき、ちょっと焦った。。。




てか、慣れちゃって気にならなくなってたけど、


レシートの幅が日本のより1.5倍くらい広いんだよね。


日本語みたいに略称が作りやすい文字のシステムじゃないから、


どうしても品名とかが長くなっちゃうのが理由だろうな。



でもチキンナゲットは「CKN NUGGETS」になってた。


理解できる範囲内では省略するみたいだね。




で、幅なんだけど・・・これを見てくれ。







トイレットペーパーは同じくTESCOで買ったけど、日本とサイズ同じです。


こんなサイズだから日本で買った財布だとはみ出るはみ出る(笑



・・・さすがにこんな長さだと、スーパーの袋に入れちゃったけど。

※この文章は2007年夏に家庭教師(みたいな感じのもの)をしていた時に教材?として書いたものの一部です。(長すぎたらしく、短くしなさい!とアメブロに怒られました)


少し改訂しましたが、自分が理解してる範囲での説明なので不十分だったり正確性に欠く部分があるかとも思います。ご指摘があれば訂正させていただきます。

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まずは次の文を見てみよう。


I think that that “that” that that writer used is wrong.


あなたはこれを正確に訳せますか?



5つのthatが短い文章に連続で使われているこの短文ですが、文法的には間違いではありません。日本語の「うらにわにはにわ、にわにはにわ、にわとりがいる」という早口言葉のようなものです。

まずI think that …(私は<文章>と思う)という構文は見慣れていると思うのでそこから始めましょう。このthatは関係代名詞thatで、名詞節(=<主語+動詞+α>)が続きます。


I think thatthat “that” that that writer used is wrong>.


次に”that”ですが、これは「“that”という言葉」を意味しているので、that “that”は「その”that"という言葉」と考えられます。


これがI think that … の後に来ているので、名詞節の主語となります。

ということで、主語に対応する動詞が必要となります。ですが動詞はusedisしか残っていません。少し進んでから、どちらなのかを見極めましょう。


そしてその後に来るthatthat “that”についての説明を加える関係代名詞thatだと考えられます。関係代名詞whichに置き換えて考えてもよいです。主語と動詞を含む関係節が続かなければなりません。このthatに続くのはthat writer used is wrongですが、動詞は基本的に連続してはならないので、that writer usedで区切ります。


この時のthatは指示代名詞“その”なので、that writer「その筆者」になります。


use「~を使う」は他動詞なので目的語が必要になり、目的語はthatで修飾しているthat “that”となります。

(元々の文章はthat writer used that “that”「その筆者はその“that”を使った」ということになります)


同時に主語「that “that”」に対応する述語(動詞)が「is wrong」だという事がわかりましたので、最後に、文頭から順番に訳して組み立てましょう。


I think thatthat “that” (that that writer used) is wrong>.


→私は思う、「そのthat”(その筆者が使った)は間違っている」。


→私は思う、「その筆者が使ったそのthat”は間違っている」。


→私は「その筆者が使ったその”that”は間違っている」と思う。


但し5つのthatのうち2つが関係代名詞thatだったので日本語訳では隠れています。


単語そのものは中学校の基礎レベルですが、この例文は意図的に複雑な構造にされています。単語だけでは文章を正しく理解する事が難しいという一例です。長文での文脈は、あくまで内容を理解する時のヒントなので、それに頼りすぎると誤訳の元となります。

どこが文の節目になるのかを考える事が、構造を分析するという事になります。この作業を行うことは時間もかかる上に文法を理解しないと難しいのですが、一般的に「英語が出来る人」というのはあまり意識せずにこういった作業を頭の中で瞬時にしているのです。


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2008年11月8日 追記:

文法とは「その言語の話者が文を組み立てる過程」から規則を見出してまとめたモノなのです。だから、英語を「理解する」ためには、文法を学ぶことが最短コースだったりします。


英語が苦手な人ほど、文法を知ると意外と理解できちゃうことも。

どうやら頭の働き方が理系な人ほど、規則性を学んでしまうとスラスラ出来ちゃうみたいです。英文法は、数学や化学・物理の公式と大して変わらないです。

逆に文系な頭の持ち主というのは、感覚、慣れ、勘、そして単語量で英語を理解できてしまうので、文法を改めてやるのは時間の無駄に感じるようですね。

もちろん、それが英語話者に近い状態とも言えるのですが。


実際、イギリス人は英語をよく理解していないように見えます。

少なくとも、クラスのイギリス人と比べたら、英文法の知識は自分の方が上です。

古典ギリシャ語やラテン語を学んだ人たちは、だいぶ知識ありますが。


ヨーロッパ大陸の人たちは隣接した国々の言葉を学ぶことは一般的なようだし、合衆国ですらスペイン語圏の勢いもあってスペイン語はよく外国語として学ばれているようです。


これも英語を世界中に広めたPax Britannica(イギリスの平和=大英帝国時代)の名残なのだろうか。