今日は、京都の山奥にある加茂神社へ、写真を撮りに行ってきた。
古い鳥居が森の奥に立っている。
何枚か撮っているうちに、ふと思った。
「もう少し、緑を強く出したいな。」
そこで、いろいろ試してみて、普段ほとんど使ったことのないPENTAXのカスタムイメージ「ポップチューン」を、なんとなく使ってみた。
今まで、ポップチューンって自分の好みとは正反対だと思っていた。
いわゆる「映え~」な、鮮やかで派手な写真向け。
自分はもっと、静かで、少しローキーな写真が好き。だから、ポップチューンは自分には違うと思っていた。
緑が鮮やかになって、木漏れ日が生きてくる。苔や草の緑が浮かび上がる。
古い鳥居や杉の木は、そのまま時間を感じさせてくれる。
思い込みって、案外あっさり裏切られる(笑)。
帰ってから昔の写真も見返してみた。
「そういえば、BW(モノトーン)も全然使ってないな。」
と思っていたら……
しかも、けっこう好きな写真が残っている。
どうやら僕は、PENTAXの色をまだまだ知らないらしい。
今持っているカメラの中に、まだ知らない「好き」が残っている。
今日は山奥まで行って、その「好き」をひとつ見つけてきた。
時が造った宝物を探しに、心と光の指す方へ・・・
どうやら、探している宝物は、森の中だけじゃなくて、カメラの中にもあるらしい。



