進撃の巨人をオススメしています。
それではセルフ インタビューの続き。(全体的にふわっとネタバレ)
Q 進撃の巨人ってグロいんでしょ?
この作品に触れたことのない人、拒否反応で読むのを辞めた人の一番多い理由だと思います。
確かにグロくないと言えばウソになります。
巨人が人を食べるところの絵は耐性のない人には完全に無理ですよね。
これが怪獣に食べられる、ならもう少しマシなのかもしれません。
見た目がほぼ人間と変わらない生き物(?)が人間を食べるというのはやはり衝撃ですものね。
わたしも幽霊系ホラーの耐性はまったくないのですがゾンビものは かろうじて大丈夫なので耐えられているのかもしれないです。
それでも実写版「進撃の巨人」の捕食シーンはあまりにグロく描かれていて、グロく描こうとしてグロくなっているので本当に気持ち悪かったです。あれは無理。
漫画版は必要だから書いている程度の捕食シーンです。
アニメ版はなんとか必要最低限でなるべくマイルドに描いています。
普段「見てて痛そうなのはヤダ」と言っていた友人も漫画を読んでいるので、まぁ個人差があると思いますが見てみたいけど二の足踏んでいる人はアニメからお試ししてみるのがいいかもしれません。
なにより、そこだけがネックで避けているなら本当にもったいないですよ。
Q 進撃の巨人って難しいんでしょ?
これは質問というより途中で読むのを辞めた人に多い理由なのではないでしょうか。
進撃の巨人は大まかに下のように分けられるんじゃないのかなと思います。(ウィキペディアを参考にしました)
1巻~12巻→巨人と戦う主人公たちの成長物語
ここはバトルファンタジーとしてわかりやすいパートです。
登場人物は多いですが一人一人のキャラクターに個性があり、また何をしているのかなんとなくしかわからなくても楽しく読み進められます。
13巻~22巻→王政編
巨人は何かを探るうちに巨大権力が何かを隠していると知り、権力に立ち向かっていきます。
ここでこの作品を読むのを辞めた人が多いようです。
わかりやすいバトルシーンが減り、権力との対決がメインになります。
また偽の王家と本当の王家、巨人能力の引継ぎや記憶が見えるようになる、不戦の契りなど設定の複雑さが明らかになり、混乱させるのではないかと思います。
また、登場人物も出てきてすぐに退場するものの、重要なキーマンになる人間が多く登場するので覚えるのも大変です。
23巻~ →マーレ編・最終章
え?別の漫画!?と思うくらい、視点がガラッと変わります。
アニメでは主演の声優さんの表記順が変わるほどです。
主人公たちの視点で描かれてきた物語の視点が変わることで物語がまったく違うものとして描かれ始めます。
このパートの前半では愛着を持っている登場人物たちがほぼ出てこなくなるので、つまらなく感じるかもしれません。
ただし、この展開こそ進撃の巨人の真骨頂。
植えた種が果実を実らせたところです。
結果、うん、むずかしい。
でも大丈夫![]()
読んでいるときにはわからなくても段々読み進めているいくうちに作者が何を描いているのかわかるようになっていくんです。
主人公たちの物語を別の視点で見ると敵だと思い込んでいた人たちもやっぱり自分たちと変わらない人間だった。
これは他にない描き方だと思います。
桃太郎に退治された鬼にも辛い事情があった……そういう作品も存在するでしょう。
鬼が可哀そう……それってやっぱり、上から目線だと思いませんか。
鬼の目線で桃太郎たちを見たとき、鬼(悪)ってはたしてどっちなんだろう?
明確にそんなことを聞いてくるわけではなく、読んでいる人たちがおのずと気づくんです。
過ちの復讐。の復讐。の復讐。の復讐…………。
大切な人たちを守るためだけの殺戮。
争いが起きるのはどうしてか。
人種差別とは。
子供への教育によるマインドコントロール。
確かにとってもとっても難しい問題を描いていますね。
一見残酷表現の多い、教育によくないお話に見えて、実は道徳の教科書にしてもいいくらい、人間の心に大切な何かを訴えてくる作品なんです。
③に続く。