プレエグザム
本格的な就職活動を始める前の学生さんたちが私服姿で開場に集い、現役のプロデューサーやディレクター、ADの方々の話に耳を傾けていました。
お話をされた中に総務省の方がいらっしゃり、開口一番にこんなことをおっしゃっていました。
「普段はスーツを着てネクタイを締めた格好で人前に立つのですが、今日はテレビ業界を志す皆さんはラフな格好で参加するとお聞きしたので、私もそれに合わせてこんな格好で来てみました」
ジーンズにチェック柄のシャツといったいでたちで壇上でマイクを持つお役人さんは少し恥ずかしそうでもありました。
通常就職活動と聞くと、リクルートスーツを思い浮かべますが、働く場所が違えばスタイルも違っていくということを肌で感じる良い機会だったのではないかと思います。
働くスタイル。
最近ある大学の就職課の方から、現在の学生さんについてお話を伺う機会がありました。
「テレビの世界に興味を持っている学生は非常に多い。ただ、OB訪問なんかで現場で働く方の話を聞くと態度が変わってしまうんです。きつくて大変。そう言われたことに、実際に志すかどうか改めて悩むようです」
確かにきつい仕事だと思います。ただ、それはどんな業種でも同じではないのかなと僕なんかは考えてしまいます。
この話を聞いて最初にきになった事は、学生さんたちはいったい現場の方の話のどこに耳を傾けているのだろうかということです。きつい。大変。その表面的な響きだけを見るのではなく、きつくて大変だと言っているにも関わらず、なぜそこで働いているのか。そこを踏まえたうえでの悩みであったらいいなと思います。
基本的に日本人は謙虚で恥ずかしがり屋です。自分がやっていることに誇りを持っているなどと思っていても、そう口には出さないはずです。
君可愛いね。そんなことないですよ。そんなのと一緒です。違いますかね?
そこでしばらくは、学生さんの姿のお話ではなく、現在テレビの世界で働く僕のお友達や先輩、後輩の姿をお伝えしていきたいと思います。その姿は、皆さんの想像通りかもしれませんし違うかもしれません。ちょっとだけ楽しみにしていてください。
プレエグザムは今年も12月12日にヤクルトホールで開催されるようです。
詳しい事はATPのHPにアップされていたので、良かったら見てみてください。
社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟(ATP) https://www.atp.or.jp/