帳簿整理の極意~part1~ | くるまとくらす

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車屋のバックオフィス
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経理職人系ライフオーガナイザー®️
星川裕美(ホシカワ ヒロミ)です
 
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☆帳簿整理の極意~part1~
①見やすい帳簿
②書きやすいルール
③続けやすい仕組み
 

 

見やすい帳簿

 

帳簿整理『見やすさ』で何より重要なのが
売掛金の残高(金額)支払い予定(金額)
 
時々、自分の字が読めなかったり、書いている内容が理解不能だったりすることないですか?
きっと、私だけでしょう
 
見易さはPCで入力するのが一番ですが、PCを立ち上げていないタイミングでお客様がお支払いで御来店下さる場合もあります。
ですので、紙ベースで確認できる資料があるとスムーズです。
見やすい帳簿を作成すると、売上金の未回収や支払金額の総額を把握できますので、「売掛金」「買掛金」の帳簿は、一番先に作って欲しい帳簿です。
 
現金出納帳の有無は、税務調査のポイントになっているようですので、必ず書いて欲しい帳簿ですが、毎日コツコツ続けることが苦手な方は、ソフトで作成した方が楽です。

 

書きやすいルール

 

書くルールを決めると、書きやすくなります。
書くのが面倒だと感じることもあるかもしれませんが、書くことで記憶に残ります。
自分の経営に直接かかわってきますので、しっかり把握することが大事です。
次の4点は必ず記録しましょう。
 
記録する内容は、「日付・取引先・取引内容・金額」です。
 
例1(商品代金を支払った場合)
日付「○年○月○日」
取引先「ヤマダ電機」
取引内容「コピー用紙」
金額「¥248」
 
例2(売上金を領収した場合)
日付「○年○月○日」
取引先「山野道夫」
取引内容「タイヤ交換」
金額「¥2000」
 
ちょっと書くなら、振替伝票が便利

例1(商品代金を支払った場合)は

 振替伝票の右側の「金額」欄に、ボールペンで金額を書きます。

 「勘定科目」欄には、「現金」など「何で支払ったか」を記載します。

 プリカ支払は「○○プリカ」と鉛筆で仮記入をオススメします。

 

例2(売上金を領収した場合)は

 振替伝票の左側の「金額」欄に、ボールペンで金額を書きます。

 「勘定科目」欄には、「現金」など「何で受け取ったか」を記載します。

 カードでの支払は「未収金」などにします。

 

※税理士さんと顧問契約を結んでいる場合は、税理士さんの指示に従ってください。

 

続けやすい仕組み

 

続けやすい帳簿を作ることは「自分の浪費欲の抑制」に役立ちます。
見やすい帳簿なら、書き忘れも探しやすくなります。
帳簿に書くルールを決めると、悩まずに書けるので、やる気が持続し継続出来るようになります。
もし書き忘れてた場合は、隙間に書き込んでOK(無理やり可)です。
 
遡っての修正がやる気を無くす原因になりますので、手書き帳簿はゆったりとした行間を確保して記入してみると見やすさにもつながります。
 
頑張らないズボラ経理の私の場合
毎月10日・25日は、帳簿の日と決めています。
10日は、取引先の請求書から買掛金帳簿に記入する日
25日は、入出金を確認して、支払金額を確認する日
両日前後に通帳記帳を行っています。
 
開業して売上金額や入金予定額を見ると、今までの給与と違って入金額が増えるのでウキウキします。
掛け仕入を利用している場合、カード決済にしている場合は、要注意です!!!
支払金額を確認すると、思った以上に支払い金額がある場合があります。
気が付かずに使ってしまう事のないように「買掛金」の帳簿作成で使い込みを防止しましょう。