悟られないように


気付かれないように


集中しているつもりだった




けれどなんとなく



心なしか元気がなかったようだ




内心は知人のお母さんが




退院するからお迎えに行って欲しいと頼まれて




そのことばかり考えていたのだ





最低限必要な仕事を優先して




走り回って




汗をかきながら




お昼前にやっとひと段落




電気も点けずに




ぼーっと一人で休憩していたら




チョコレートを貰った






どんな言葉よりも




労ってくれたその行動が




とてもうれしくて



じーんと身にしみた