薬指光るもの
嬉しそうに微笑んで見せる君
何処の誰もらったの
そんなこと聞けなくて苛立った
それは何を意味するのか
僕はなんて言えばいいのか
良かったねなんて言えば
君はもう指輪の人
雨上がり夜更け前
ドアノブに手をかけたその時に
震えだす携帯が
僕をまた車へと連れ出した
それはなんか嫌な予感
外れてほしいと願ったけど
それでもやっぱり僕は
まだ君が好きなんだと知る
こんな時無情にも
さっきより雨足は強まって
濡れた髪振り乱し
走り去る君の背に届かない
あの時感じた予感は
やっぱり当たっていたんだ
なんとなくわかっていたのに
気付かないフリをしてたんだ
君のまつ毛が長くなり
可愛くなったと思った
だけど僕にはそんなこと
言えなくて君を傷つけた
ホントに僕は不器用だ
人を褒めるなんて出来ない
ましてや君が好きだから
バカな事しか言えないんだ