あんなに待ち焦がれていたのに
一瞬でそれは私を通りすぎてゆく

雨に打たれて俯くそれは
どこか物悲しそうで

本当はここに生きていることが
辛いんじゃないかとさえ思えてしまう

一人一人が優しい風に包まれて
くるくると新しい地に向かってゆく

春は別れの季節でもあるけれど
そうやってまた新しい場所へ行き

新しい人に出逢う季節でもあるのだと



悲しんでばかりいられない
くるくると舞うそれの中には


不安と緊張の中でも
それぞれが楽しもうと


ワクワクしているものも
あるのかもしれないのだから


くるくると舞ってゆく
どうかキミが幸せでありますように



くるくると舞ってゆく
どうかキミが笑顔でいられますように