朝一番の冷えたこの空気がとても好きで
君が来る前にここで待っているのも好きで
もうすぐ君が来ると思ったら
そっちを見てられないよ
だから何にも知らないフリして
ただひたすら下を向いていたよ
今なら君へこの想い
伝えられるのかな
ちょっとだけ勇気を神様
どうか貸してください
だけど君の隣に
可愛い人がいて
いつも駅の階段に
二人でいたものね
楽しそうに
笑ってた
それからはとても悲しい朝がやって来て
君があの子と二人駅で毎日話してる
どうして?そこにいるの?
わざと?見せつけてるの?
なんでもないようなフリしてたけど
胸の奥がキュンとなってた、かもね
電車に乗っても窓越しに
君が見えてしまう
わざと反対側に行き
窓の外を見てた
早く別れないかな
性格悪いよね
劣等感
それから三年たって素敵な人と出会って
こんな私のことを好きだと言ってくれた
そんな穏やかな日々が
いつまでも続くって思ってたのに
忘れられないのは君のことなんて
もう会えるわけなどないのに
街はイルミネーション
騒めく人混みの中で
白いコートの向こう側
君を見つけたんだ
声をかけたいけれど
慌てて下を向き
気付かないフリしよう
なんて挙動不審
逃走感
だって私になんて君はもったいない
どう考えたって私と君はアンバランス
君はとっても器用な人だから
誰とでもうまくやっていけるよね
どうかこの先も君の人生に
たくさん幸せやって来ますように
私は変わらず不器用だけど
面白可笑しく生き抜くわ
最後まで読んでくれて
ありがとうございます
