若かりし頃
実親とその知り合い家族と
車二台で遊びに行った海釣り公園




朝から遊んでいたけど
あまり釣れなくて
お昼過ぎに帰ることになる



みんな駐車場に集まり
二台に分かれて乗り込んだ時
私はトイレに行ってくると
母に告げて
一人でトイレに向かった



出て来て駐車場にて
車を探すと



ん?




あれ???




そこに居たはずの車がない




( ºωº )…



二台とも何処を探しても
いない・・・




う・そ・で・し・ょーー???

ガ―(´・ω・|||)―ン!!



どうやら置いて行かれたらしい


しばらく芝生にしゃがみながら
どうしようか、考えていた



まだ、携帯などない時代



トイレだけ行くつもりで
ハンドタオルしか
持っていない




私は歩いて帰るしかない!



そう心に決めてひたすら歩き始めたけど、そこは自動車専用道路



行き交う車が私を避けて
ビュンビュン走り抜ける



だんだん哀しくなってきて
暑さと辛さで涙が出て来た



それでも歩き続けるしかなく
しばらく行くと線路が見えて来た



「そうだ!線路沿いに歩けば、とりあえず帰れるかもしれない・・」



1時間ぐらい経ったのだろうか?
ちょっと大きそうな街が見えたので


道路の方へ西に歩く
(太陽の感じでなんとなく、そっちかと)



すると「知多警察署」と書かれた
青看板が交差点にあった



もう喉が渇いて倒れそうだった
真夏の炎天下
ひたすら歩き続けて
自ら駆け込む警察



フラフラになりながら
警察署に入ると


婦人警官の方が受付してくれて
「どうされましたか?」



私「あの・・まいご・・なんですけど・・」



警「何歳の方ですか?」



私「・・・あの・・私・・・えっと・・」


恥ずかしいのと、これで家に帰れるという安堵から、大粒の涙が溢れて来た



警「大丈夫ですか?落ち着いてくださいね。もう一度、ゆっくりでいいので、迷子になられた方の年齢と、お名前を教えてください」



奥から、何事かと思ったのか
警部っぽい貫禄のある男の人が現れた


怒られるかと思って
ちょっと後ずさりした。




男警「すいませんねぇ、お嬢さんね、
どうなさったのぉ?」



私「あの・すいません、私、まいごなんです」



女警・男警
「ええ??!!」



一通り話すと
自宅に電話してくれた



幸いにも兄が家にいて
電話は繋がり
迎えに来てくれた



その間、冷房の効いた部屋で
休ませてくれて
ぶどうジュースをご馳走になった




今でもこの話は
身内の笑い話になっている




車二台でどこかへ行く時は
車内で点呼確認を
おススメします (笑)