こんな雪だと仕事に行くのが
億劫になる。




そもそも高校時代に遡ること
うん十年前  (笑)




雨だと行きたくないとか
台風で駅までが辛いとか
なんだかんだと理由を付けて休んでた。




休んでも家には帰れなくて
制服のまま学校とは逆の
街方面の電車に乗るものの

すし詰めの満員電車に心折れる。



なんのあてもなく
地下街をブラブラしていたら
変なオバさん(ごめんなさい)が、
私に声をかけて来た。



何この人?

と思ったら補導するという。


補導って何?
どゆこと??


とキョトンとしてたら
学校の名前を聞かれ
親の名前とか住所とか・…・。



ヤバイ!と思って走って逃げた。




そして気付いたら全然知らない地下街で、
どうやって帰ったのか、覚えていない。



とにかく必死だったってことは覚えてる。



外に出てビルに囲まれた路上をひたすら歩くと、スーツを着たカッコいいサラリーマンとすれ違う。



ああ、まじめに学校行って
卒業してOLになれば
私もこんなカッコイイ人と
同じ会社で働けるのかな?


とかぼんやり思っていた。



昔から夢見心地の現実逃避クセは
今も健在である。




芸能界に本気で憧れてた時もあった。


今思えばバカなことを!
と思う。



週刊◎春とかに追っかけられて
プライベートも何もなくなるのにね(笑)




ピアノを弾く事しか特技なんてなかったから、弾き語りの路上ライブとかしてたら、そのうちどっかの偉い人に、拾ってもらえるんじゃないかな?とか安直な考えでいたけど実行する勇気もお金もなくて。




決して裕福な家庭じゃないっていうのは、親の節約ぶりや夕飯を見てれば、なんとなくわかってたし。



兄貴や弟は男の子だから
大学は行くんだろうなぁって思ってて



私は?私はどうしたい?



漠然と考えても商業科に
進んだ時点で大学進学なんて
親は嫌なんだろうなぁって思ってた。




かといって学校は女子校
つまらない。



ヤンキーか
暗い感じの真面目な人しか
いなかった。



私はどちらでもないと思ってたから
友達を見つけることができなくて
いつも中庭で一人でお弁当食べてた。



どっかでこんな人とは
友達になれないって
見下してたんだと思う。



全ては自分の歪んだ考え方が、
招いた結果だと、
今なら思える。



女子特有の
一緒にトイレ行こう!とか
次の授業の教室移動も
一緒に行こう!


ていうのもすごく嫌だった。



そんな風に誰にも心を開けずいたから
楽しいわけない。






今、高校1年の息子。



私と同じことで悩んでる。。。





男子で仲良い子がいない。

と。




それでも共学の高校だから
女子がいるのがまだ救いだ。




彼は女子脳だと自分で言う。
だから女子といた方が
気楽だし楽しいという。




私は別にそれについて
どうにか言うつもりもない。



むしろ楽しみがあるなら
イイじゃん!
なんて笑顔で言っている。




ただ、こっから先は
自分で乗り越えてもらいたい。




私は、
子供たちのおかげで
少し強くなってきたように思う。






さて
今日も渋滞してるでしょう!




気合いで頑張って来ます!!




いつも読んで下さる読者の方
(*´ω`*)ありがとうございます。