利用者さんの強みを見つけていく | とある訪問介護ヘルパーの介護幸福論

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人生経験は30年。でも介護経験はまだ浅い。でも焦らない。未来は常に明るい。人生において無駄なことは何一つない。元営業マンでクロスバイクヘルパーの日々訪れる最高な一日を綴っていきます♪


こんにちは!


以前の記事で「ICF」について書いてみたんですけど、
その考え方にも「強みを見つけていく」というものがあります。


これは今の介護業界も利用者さんの「できないことを補う」という観点から
「できることを見つけて伸ばしていく、伸びるの補助していく」という観点になっていきているということだと思います。


というのも現代はどんどんテクノロジーが進化していて
利用者さんの生活で「必要不可欠なこと」というのは
どんどん人の手が無くてもできるようになってきています。


褥瘡にならないための体位変換においても
一定の時間によって自動でベッドの角度が変わって、
自動で体位変換が行われるものがあったり。


音声認識によって離れた場所にあるトイレやテレビのスイッチが
自動で入るものがあります。

だからたとえ手足が動かなくても扱えるものがどんどん増えてきています。


もちろんまだまだ介助が必要な部分はありますが、
それでも10、20年前と比べればどんどん「必要不可なこと」は
介助者なしでもできるようになってきています。


これってすごい進化ですよね。


ひと昔前は駅にもバリアフリーの設備が整っていないことが多く、
車いすの人などは人が背負って階段を上っていた時代がありました。



でも今は東京都の駅であればまず車いす用のエレベーターが付いています。


そしてその車いすも電動で動き、
首やあごの上げ下げで操作できたりするので
たとえ手足が動かなくても自力で操作できるようになっています。



これからさらにテクノロジーが発展することを考えれば、

これからの介助者の役割も体位変換や移乗などの力仕事をすることが減っていき、

いかに利用者の強みを発見し、
そのクリエイティブな部分を補助していくかというのが求められ始めているのではと感じます。


とくに今の時代はひと昔前では考えられないほど便利になっていて、


たとえ四肢が麻痺して手足が動かない人でも
インターネットを使用して起業して大きく成功した人もいます。


インターネットで文章を書くにしても
口を使ってタイピングしたり、音声認識ソフトを使ったり
いろいろな方法があるんですよね。


そう考えるとこれからもどんどんライフスタイルを取り巻く環境は便利になっていくので、
たとえ障害を持っていても、だからできないと言うことはどんどん少なくなっていくはずです。


だとするとそういった環境の中で


利用者さんの「こんなことをやってみたい」という気持ち、希望を多く発見し、


それを達成するためのメンタル的な部分の助けとなることとかが
より重要になっていくのかな…と日々感じています。


で、その「メンタル的な部分の助け」となる一歩が



「その人の強みを見つけていくこと」


なんだと思います。



と言うのも

なかなか主観的には自分の強みって分からないことが多いです。


他人や周りの人に言われて初めて自分の得意なことや強みが分かることが
とても多いです。


例を出すとよく自分は落ち着いて見えるから
どっしりとしていて介助されているときも、話していても
とても安心すると言われるのです。


でもこれって自分では全く思ってもいないことだったんですよね。


そう言ってもらえると


「おお!! ひょっとしたら俺ってヘルパーの向いているのか!!」


と何だかやる気が出てきます。


そういったちょっとの「強みに対する誉め言葉や助言」で
気持ちが高まったりするのです。



小さなことに思えますが
こういったことをこれからの介助者、ヘルパーには求められてるのだな…と日々感じます。