訪問介護でボディメカニクスは超重要!! | とある訪問介護ヘルパーの介護幸福論

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人生経験は30年。でも介護経験はまだ浅い。でも焦らない。未来は常に明るい。人生において無駄なことは何一つない。元営業マンでクロスバイクヘルパーの日々訪れる最高な一日を綴っていきます♪

こんにちは!!



いきなりですが、「ボディメカニクス」っていう言葉を知っていますか?



「そんなのもう知ってるよ!」


って人もいれば…


「何それ?」


っていう人もいると思います。


ちなみにぼくの場合は介護の業界に入って初めて知った言葉でした。


で、ボディメカニクスの意味はというと


「力学的原理を活用した介護技術」


のことです。


ただこれってただ意味を知るだけではなく、
実際にボディメカニクスを意識した介護技術を使いこなすことがとても大事だと
介護の現場にきて痛感しています。


しっかりとしたボディメカニクスを使いこなすことは、


「介護現場においてまず自分を守り、そして利用者さんを守ることに直結します」



ちなみにボディメカニクスには8つの基本原則があります。


今回ちょっと書き出してみると…



⓵ 支持基底面積を広くする

② 重心の位置を低くする

③ 重心の移動をスムーズにする

④ 重心を近づける
 
⑤ てこの原理を使う

⑥ 身体を小さくまとめる

⑦ 大きな筋群を使う

⑧ 手前に引く




どれもとても大切な原則ではありますが、
ぼくがまず一番意識するのは④の利用者さんに対して自分の重心を近づけるという原則ですね。


これって介助に慣れてくれば徐々にできてくる部分が多いんです。


でも最初の慣れていない時とか、緊張している時とかは利用者さんに対して緊張してしまったり
しているので、どうしても自分の体との距離が離れてしまうことが多々あります。



たとえばこの前に初めて介助させていただいた利用者さんに


「指に力が入りすぎていて痛い!」


と介助中に言われました。


トイレ介助の場面ではあったのですが、
自分の距離が利用者さんと離れていたために
無意識のうちにコントロールしようと利用者さんの肩を掴む指に
かなりの力を入れてしまっていたのです。



こうなってしまったのは自分の介助技術がまだ未熟だったことと、
初めての利用者さんで緊張していたのと両方ありました。




本来であればもっと重心の距離が近づいているはずなので
手のひらの力だけでも十分に相手を支えたり
自分の方に引き寄せることができるので指に力を入れる必要はないのです。




また、体位変換にしても移乗、移動にしても基本は自分の重心を利用者さんに近づけることから始まります。


そこが近づかずに離れてしまうと
さっきのように利用者さんの体に負担がかかってしまうし、
さらには自分の体にも負担がかかり、腰などを簡単に痛めてしまいます。


特に注意した方が良いのはさっきのトイレ介助の時のように体を支えたり
体の向きを変えたり、ちょっと横にずらしたりする時ですね。


なぜなら持ち上げたりする動作に比べて



「これからとても重いモノを動かそうとしている」


という意識が薄れてしまう場合が多いからです。


意識的に重いもの持ち上げたりする時は


「これは重いぞ!!」



って分かっているので



「気を付けろ!!!」



って感じるので体を守るために無意識に重心を近づけたりするのですが、



逆に相手の重さをあまり意識できていない時は
「大したことない」と油断してしまい
重心を離したままで介護動作を行ってしまいがちです。


極端なことを言うと50kg以上の重さの人間の体を扱うのに
ボールペンを持つくらいの意識でやってしまうことがあるということです。


そうなると危機意識が働かないので
気が付いたら重心が離れていることが多いのです。


そうならない為にも特に最初の段階では
身体介助を行うときは何を行うにも
ある程度は体の距離を近づける意識を持つことが大切だと感じます。



ボディメカニクスは介護現場では必須なのですが、
それに関してまた一つ学びました!!!