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此処に居てって言ってほしーだけなんだ。

何が為だって?
誰が為だって?_そりゃあ
言う迄も無く、
すべてが自分の為。

自分で生き自分を育てる。


なんて虚しい感じだろう。


いつか質問したんだ。

例えばこのSAを通り越して次のPAまで我慢する。
足元の100円玉を拾うタイミングがズレるわけだけど、
この一挙一動で、
運命だとか歴史なんてものを
変えてしまっている?


そうしたら答えをくれたさ。


きっと何かを変えているだろうさ、それを確かめる術がないだけで。



どこかの誰かの歌であったさ。

例えばあたしがこのまま海に沈んでしまっても何ひとつ変わりはしないって。
何ひとつ変わらないけど何かひとつ失うから、やっぱり何か変えたことになるんかな。
運命とか歴史と呼ばれるものを。



自覚して変えるか無意識に変えるか。


ただゆらゆらと揺られてそれでも

此処に居てって言ってほしいんだ。


まあいいから、でいいから、
とりあえず、でいいから、


なんだ誰かに求めてばかりかと、なんにも進歩がないなあと笑われてまだ、おねがいだから、此処に居てって言ってほしい。


1m四方の四角でいい。

越えられない壁ごと

飼い馴らして



今日が止まってしまえばいいなんて思っている。

364

兎に角、僕は文字打ちに専念した。
押し溢れ返る感情を殺すには最適だったからだ。
…家に帰りたい。只それだけだった――。


のろのろと流れる景色にはすべて思い入れがあった。
僕らのホーム・タウンだ。


大阪等ど嫌いだ。大嫌いだ。
すぐにでも、この街に帰りたいのだが、まだそういうわけにもいかない。
まだ許された答えをもらえないのだ。
物事には必ず時効が有る。
遅かれ早かれやがては訪れる。そう言い聞かせてもう5年経つ。
僕らはまだ、経由駅の数さえ明かされないままゆらゆらと漂っている。
断じて言えるのは、どの方向に出された答えでも、終着駅は決して明るいものではない。


山から降る、一億のガラスのカケラの街。僕はこの街に帰りたい。


眠りについた引き出しを傷つけること無く、まだきみにも残っているのだよと教えてくれる。異人が作ったガス灯が燈る街だ。


平和ボケとはまた異なる、暴発的な気持ちが起こりやすくなっている。
自分の置かれた恵まれた状況を自ら掻き乱し、敢えて濁流を施すように。
透き通る水の入った黄色のバケツに、初めて灰色の絵筆を水差す感覚だ。


アルバイトの掛け持ちで構わない。体力と弱点を最低限クリアできるなら職種に贅沢は言わない。足りない知識は努めて習得するよ。
どうかこの街に帰りたい。


帰りたい。


県境を越える。


橋1本でこうも違うものなのだろうか。


がむしゃらに仕事をこなすことに純朴な頃はよかった。
何にもわからないままがよかった。


人の闇など、無い筈も無く、辛酸を舐めるばかりだ。そんなこと、地域や性別に関わり無く有るものだと熟知した上で、
僕は大阪が嫌いだ。

願い

お願いだよどうか!

今日が今日このままであり続けていてくれやしないだろうか

このまま此処に居たいよ

ずっとずっとずっと

このままずぅっと。

大阪は街も人も嫌いだ戻りたくもないや。



どうか涙出ませんように。


1日の終わりにはかならずしあわせな寝息が続きますように。