正絹の絽や紗の着物。
一時帰国時に日本でお手入れに出し、少しの(長い)間預かっていただいていました。
それらが 一昨日台湾に到着しました‼️



既に台湾では4月から真夏日が続き
手元にある洗える夏着物を順番に着ていました。
と言っても
コロナ禍であまり外出はしませんでしたけど

しかもひと目で日本人(外国人)とわかる目立ついでたちは、日本の自粛警察がいなくとも、十分に「今はやめておこう」という感情になるものです。
今回、
丸洗いクリーニング
汗抜き
シミ抜き(一枚のみ)
裄直し(一枚のみ)
施していただきました💖
1枚1枚、状態がどうだったか
どんなお手入れをしたか
などなどが伝票に記されており…
「おかえり〜」という気持ちで、
一枚一枚、中に挟まれている薄紙を外し
畳み直し、新しいたとうしに寝かせました。
(しまいました)
綺麗な状態で、
まだまだ続く、これからの季節に活躍してくれそう…。
着物は洗えるもの以外は
決して手軽ではありません。
まして海外では、お手入れをしてくれるところもありません。
冬物である袷着物に関しては、
さほど汚れないというか…汚さないため
着たら吊るして、埃やチリをはらい
こもった熱がなくなる頃にたたんで、たとうしに入れて、しまいます。
それを繰り返し
ワンシーズンで4回以上着たら2年〜4年の間にお手入れ(丸洗いクリーニングやその他状態に応じて)に出します。
なので、大きな負担とは感じません。
しかし、夏着物は
夏に一度でも袖を通したら
冬より 汗 がついてしまっているため、
そのまま見た目に汚れを感じないからと
放置すると…
しばらくして、次のシーズンや数年後に出してみたらシミになってしまう事があるのです





そうなってしまってからの、
そのお手入れを考えると、
こまめに汗は抜いておくべし!と思うはずです。
着物が丸洗いクリーニングだけではダメな理由は→コチラ
私とパールトーンさんとの出逢いは
バンコク在住時代、
ありがたいご縁を繋いでいただいてから、
お付き合いは続いていきます。
まだ、パールトーン加工をしていない夏着物は晴れた日に楽しんでから
夏が終わったら、またお願いしたいと思います。
でも、日本に帰れないとなると、どんなタイミングでお手入れに出せるか…
悩ましいです。
戻ってきたものは、パールトーン加工がしてありますので、
雨の日でも
茶道のお稽古でも
汚れを気にせず、バンバン着れます。
そして断然扱いやすい、自宅で洗える着物よりも、涼しいです!
自宅で洗える夏着物
パールトーン加工をした正絹夏着物
お手入れをビビる加工をしていない正絹夏着物
とゆかた。
十分長い台湾の夏をきもので乗り切れそうです。
ありがとうございました💖
追記 夏着物はこまめにお手入れするならパールトーン加工はしなくて良いのかな?と、疑問でした。
↓
パールトーン加工してあれば、汚れはもちろん汗もこびりつかないため、お手入れが楽、との回答。
パールトーン加工したものは
特殊なクリーニングで、加工効果はそのままに洗います。という事は、
お手入れは そこにお任せ!という場所が出来るということです。
↑
毎回着た後のことを悩まず、
信頼できる場所に出す事が出来るなら、
着物を着るのも、怖くなくなりますね☺️