訪問着 といえば
結婚式のゲストドレスのように着れる着物、という印象が強いのですが、
紋がついていない場合、カジュアルシーンで[上質なワンピース]くらいの位置づけで着られます。
ここで、ちょっと整理しておきます。
で決まります。
(高い方から順番に並べると)
五つ紋付色留袖
三つ紋付色留袖
一つ紋付色留袖=三つ紋付訪問着
一つ紋付訪問着=三つ紋付色無地
一つ紋付色無地
無紋訪問着
無紋色無地
(ここでは既婚女性用についてのみ話します)
・正装 5つ紋黒留袖
•第一礼装
五つ紋付色留袖←なかなか着る機会がない
•礼装
三つ紋付色留袖 ←国 地方自治体 会社式典など こちらも一部の方のみ
•準礼装(セミフォーマル)
いわゆる結婚式や式典、お茶席、かしこまった席に
一つ紋付色留袖
三つ紋付訪問着
一つ紋付訪問着三つ紋付色無地
一つ紋付色無地
↑
結婚式にお呼ばれしたら
二次会にお呼ばれしたら
↓
•略礼装
無紋訪問着、無紋色無地
↑
帯で格が変わる
袋帯(金銀) なら結婚パーティにも💖
洒落袋帯 形式ばらないパーティ
名古屋帯 ドレスコードのない場所
紋がついていなければ
カジュアルシーンで着られます
(江戸小紋 色無地 訪問着)
着物の格は下げられないけれど、帯によって格を上げる事が出来る
(江戸小紋 色無地 訪問着)
もし!カジュアルシーンでも着たいなら
紋をつけない方が出番が増えます。
そんなお話を動画にて
もちろん、全てわかっている上で
紋付の着物をカジュアルに着るのはアリです
黒留袖を着る機会「黒留会」なるものもあるようで…
確かにどんなに良い着物でも
一度も着られる事なく
箪笥のこやし、というのでは一番もったいないですからね