アートARTアートがとまらない | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
日常着として「着物」を愛用、旅行含め「着物」に関するあれこれを綴ってきました。
2024年日本を拠点に再出発


【アートフェアの常識を覆す。ニューヨークで開かれた「Object & Thing」とは何か?】→コチラ




美術手帖のこの記事を読んで…

ふと思った。





香港アートバーゼルのギャラリー出展料は1ブース約400万円。


東京アートフェアは約90万円…。


(もちろんアーティスト個人では出展出来ない)





有名なアーティストの高額の作品が売れればすぐにチャラかプラスだが、小さなギャラリーには負担が大きい。




そのフェアに出るギャラリーのメリットとは一体何だろう。








ギャラリーにて、アーティストが作品展示をする際には、


それぞれ契約して条件を決めるが、


製作費以外は、ギャラリー側負担で

(たまに製作費+バジェットが出る企画展もある)

売り上げを分ける(パーセントもそれぞれギャラリーと作家により異なる)事が多い。




もし、欲しい作品が


「高いな」と感じたら(笑)


その金額がまるまる作品の金額ではない事を理解しておくと良い。


大抵アーティストには販売価格の半分(またはそれ以下)の場合が多い。




でも、それも当たり前という部分だ。

作っても発表しない限り、誰にも知られない。


発表する場

プレゼン

集客

作品や作家の説明や価値を話し販売努力をする

価格の交渉



その、最も作り手が苦手とする分野を

全て任せるのだから…。





ギャラリーやキュレーターには

チャンスをいただいている、と常に感謝している。





だから、想像した(相場)以下の金額が、作品についていると

「ギャラリーやアーティストは赤字?」と、心配してしまう(笑)





と、同時に

その会場で大きな作品や高額な作品が売れていれば、主催出展側の立場に立って、安堵したり…(笑)


だいたい、ギャラリーを経営するのは

どこの国でも超富裕層だから、私なんかが舞台裏を想像したり心配する必要はないのだけどチューチューチュー


しかも、大抵優れた経営者が運営しているから、例えば一つの展示自体が赤字でも、その他で大儲けしていたりするもの(だと思う)





それにしても、

出展料が高いアートバーゼル…。


主催側としたら、出展ギャラリーの持ち込んだ作品がひとつも売れなかったとしても、何のリスクもない💨



常連のギャラリーも多々あるが、

一発屋、毎年は出ていないギャラリーの方が多い…。





世界中からコレクターが集まるその場所に、ギャラリーから作品を持って行って欲しい、と思っていたけれど…

(それは思い続けている)



このところ、何度も耳にする



「作品や世界観が、人の手元に届く事が大事」というフレーズ…。






いろいろ、無知のまま、世界に飛び出したなぁ(笑)

勉強中デス爆笑