三重仮紐を使わない、(腰紐で結ぶ)パタパタ結び | 帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

帰ってきた hirokimonon 〜南国10年からの本帰国4度目の結婚生活と着物のこと〜

4度結婚したオンナの、「幸せ」の追求と日々。
5年間のタイ、バンコク生活から2018年末に台湾、台北に移住し、5年。
約10年余の海外生活を終え
2024年春から拠点を日本に。
2025年4月2冊目商業出版決定✨✨

まず、三重仮紐とは?

変わり結びをする時に便利な紐。
ネット上で400円程で手に入れられるのですが…


私のように海外在住で、一時帰国時まで手元には来ない場合など、
または新たな道具は買い足したく無い方などに、

(そんな方はいるのかな?)


普通の腰紐でも、パタパタ結び
(華やかな変わり結び)が出来ますので、
ご紹介を。



ゆかたや普段着物の後ろ姿をちょっぴりおしゃれに華やかに見せる
パタパタ結び

完成形はこちら。
(洋服の上から巻いています)




半幅帯
兵児帯
名古屋
柔らかな袋帯
などでも結べます。

今回は半幅帯で結びました。



まず、手先を自分のスネくらいまでの長さを残し(タレと手先は同じくらい、気持ちタレ先を長めに)2回身体に巻きつけます。



2回目はタレを三角に折りあげ手先を下ろして結びます。




結び目は巻いた帯の上線になるように。

その上に、2つに折った腰紐を巻き、折った輪に紐一本をかけ、その紐ともう一方を結んでおきます。
(わかりやすいよう、写真では2本をわざと離してありますが、実際は重なっています)



下側に垂れているタレ側の帯を蛇腹にたたみ、一本の腰紐に真ん中あたりを通します。


上側を前に倒します。


肩にかけた方(手先)の帯をもう一方の腰紐に通します。
この時蛇腹になるようにバランスをみます。



形を整えます。




この時、帯揚げをすると
よりふっくら、ボリュームが出たり、前から見たときに帯揚げがアクセントになるのでお好みで。


帯揚げをかける位置は、
最初にタレ側の蛇腹を通した腰紐の上になります。





右側にぐるっと回し、腰紐を帯の中にしまい、帯揚げを整えます。
お好みで、帯締めを締めます。




柄の出し方、折り方で華やかにも控え目にも結べ、帯揚げをスカーフで代用したり、後ろにリボン結びをするなどバリエーションも豊富。

是非ゆかたや普段着物の後ろ姿にやってみてください💖