決して

油木さんではありません。


列記とした抗がん剤です。

実は、この抗がん剤が

暫くなくなるのです。


原因はまだ明らかにされてませんが

一説によると工場の不備

工場からやり直すとなると

半年、1年の単位かもしれない。


日本では、10月頭には在庫がなくなる。


この薬は

胃がん、乳がん、肺がん、膵臓がんに適応があり

当院は、胃がん、膵臓がんで使用してます。


胃がんは、代替薬がありますので出荷規制がかかる前にある程度は確保しましたが、膵臓がんには代替薬がなく厳しい状況です。とりあえず二次治療薬は確保しましたが…


実は、知り合いの旦那さんが若くして進行した膵臓がんがみつかり相談を受けてます。

治療は既に開始されてますが、脱毛が嫌だとマイルドな治療を選択されてます。抗がん剤の選択は主治医と患者の信頼関係で成り立ちますから、本来私の出る幕はありませんが、子供さんも小さいこともあり遺伝子パネル検査(特定の遺伝子に変異があれば治験の道が開けます)を受けて頂きたく、丁寧なセカンドオピニオンをしてくださる病院を紹介してました。私の中にはセカンドオピニオンの中でアブラキサンの話も出ると確信がありましたから、話の中で旦那さんの気持ちも変わる事を期待しましたが、まさかの事態。


知り合いには、その旨を伝えました。


患者、家族、遺族、医療者の四足の草鞋を履いてると

役に立てる場合もあれば、逆に良くない面もあると

感じました。


旦那さん、ご家族も

今のところ本人さんに強い症状がないため

リアル感がないようですが、医療者的には

バタバタが予想され、何も出来ない無力さ、本来なら

優しい声かけをしてあげるべきなのでしょうが後から後悔して欲しくない思いから現実を突き詰めている状況。


とっても

立ち位置が難しいと思います。