今回も自家用車の話です。

先日、納車から1年の12ヶ月点検を受けて来ました。

うちのプリウスにはルーフにソーラー充電システムがついてます。

そのソーラー充電システム、

カタログ上では年間約1200km分充電出来る事になってるんですが.....

実際は....どうなったか?って話🙄デス



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この画面にすると↓
発電量累計101.6kwh↑
それを走行距離にすると↓
1年で約700km分が充電出来たようです。
カタログ数値より大分低いのですが.....
それには理由があります。

実はこのソーラー充電システムは欠点というか.....

走行電池が満充電の時は
いくら天気が良くソーラー発電出来たとしても
走行用バッテリーが満充電状態だと
まったくチャージしないので積算充電量に加算されないのです。

うちはオール電化住宅なので料金が少しお得な夜間電力でプリウスの充電開始と終了をタイマー予約してまして
朝、起きると充電が完了してます。
因みにバッテリーがほぼ0、ゼロまで使った状態で約4時間40分で満充電になります。

通勤往復ならバッテリー容量の約4分の1の消費で走りきれるのでそこからなら約1時間の充電で済む計算です。
その残量で次の日の通勤ぐらいなら走りきれるのでその事を考えると毎日充電するか?どうか?微妙です。

夜間に完全に充電した翌日、
その日が会社に出勤なら道中に電力を消費して会社に到着、会社の駐車場に停車中にソーラー発電された分が充電されるんですが.....

※朝出勤、夕方退勤の間のソーラー発電は天気に左右されますがだいたい5km分ぐらい充電されるようです。

その日が休みで朝からどこにも行く予定がない、又は出かけるのはお昼前後となると......
走行バッテリーは
当然、天気が良く発電される状態であっても
満充電では充電されないので
積算量が増えません。


現状、充電はタイマーで何時から何時まで充電をすると言う形でしか出来ないのです....

実際のメーター表示で確認します。
現在、走行用電池の残りは約51%↑
※その下はガソリン残量で走れると見越した距離です。

それを何キロ走れるか?に変更すると45km分となります↓

この状態で充電を開始すると
このように表示されます。
バッテリー残量約50%で2時間20分
これは
バッテリー残量が0%で充電完了まで4時間40分なので充電時間は残量と合致します。
つまり
4時間40分で100%になるので
2時間20分で50%
1時間10分(70分)で25%、
約30分の充電で10%ぐらい充電出来る計算になる?のか😁
そう考えると本来満充電になる時間から
5分〜10分程タイマー充電の時間を短くすれば
満充電にはならないので
翌朝、日の出🌄からソーラー発電で充電出来る電力を無駄にせずに済む計算になりそうですが.....
更に季節によって日の出の時間は変わるのでそれも加味して考えなければなりません.....

これは非常にめんどくさい話です😅


こんな事をせずとも
充電をする時間設定ではなく
走行用バッテリーの最大容量の95%まで充電する!
と言う充電方法が選択できれば
ソーラー発電で充電出来る電力を無駄(満充電で充電できない状態)にしなくても良くなる気がします。

ソーラー充電システムを少しでも効率よく使えるように.....
そう言う設定をOTAでできるようにして欲しいなぁ.....

おわり


おまけの話

先日、何かで読んだ知識ですが、
61型PHEVの走行用リチウム電池は容量を100%とすると前後10%をわざと使わないようになっているそうです。
リチウム電池は満充電を繰り返すと劣化が早まる?のでメーターの上では100%でも実際は90%で
その使わない10%は数年にわたり使い続けバッテリーが劣化した分を補うためのマージンのようです。
バッテリーは使えば劣化するのは仕方がない事だと思いますし、
劣化が進み、いきなり走れる距離が短くならないようにそれを補うマージンが有るようです。

因みに先代52型PHVはそのマージン分は上に20%あったようです。

そしてこの61型PHEVですが
EVモードで
走行用バッテリーが0%になるとハイブリッドモードに自動に切り替わります。
でもハイブリッド走行でも走行用バッテリーを使うので......
そのまま継続してハイブリッド走行できるように走行用バッテリーはEVモードでは残量0でも
ハイブリッドモードで走行出来る電力が残ってるようになっているようです。
それが下側に残してるEVモードでは使えない電力?のようでして.....多分ね😅

なんだか難しい話になっちゃいましたが.....😅
リチウム電池を安全に使おうとすると
簡単にはいかないものなんだなぁ思うのでした😁

おわり