前回からのつづきです。
マルシンのM29を分解します。
バレルの中に自作専用レンチを作っこんで
クルクル回すと
モモイロ アルマジロに変身ではなく(笑
中の固定ネジが外れて
アウターバレルが取り外しできます。
時計の反対回りで緩みます。
この時アウターバレルを手でしっかりと握って
中のネジを外す事になるのですが......
途中でフレームも一緒に抑えて置かないと
ネジが抜けた瞬間!
フレーム本体が落下して「大惨事」になりますのでご注意アレ!
私はヤりかけました
アブナカッタ

ハイ取れました。
これが固定ネジです。
このようなレンチでなくとも
マイナスドライバーの大きい奴を削って幅が合えば取れるかもね。
そしてインナーバレルは更に真鍮のアウター(ガイド)の中にあります。
※インナーバレルにバネが少し見えてますがこれがあとで問題を引き起こして居るのが後でわかるのでした。
そしてフレームにねじ込まれている太い部分↑を更に捻ってフレームから取り外すとインナーバレルかホップチャンバーごと外れます↓
分解完了♪
因みにこのグレーのパーツがフレームの所に出っ張ってる稼働するフォーシングコーンになってます。
なのでこの真鍮のパーツたちは
インナーバレルガイド兼
ウエイト兼
可動フォーシングコーンシステムになってます。
なのでスムーズに動かなきゃいけないのですが
うちに来た時には既にうまく動いてなくて
動かないのが正解?なのか動かなきゃ行けないのかの判断が最初は付きませんでした。
バレルには溝がありEリングが嵌めてあります。
さらにさらに
良く見てみるとインナーバレルの内面に傷があります。
見えませんが左側にもキズが有るのでした......
本文説明に有りませんでしたが.....
実はホップを調整しょうと六角レンチを突っ込んだら調整用のイモネジが有りませんでした。
多分、ホップを掛け過ぎてホップゴムが変形してバレルの中に入り込み過ぎて弾づまりを起こし
イモネジを外したら弾が出た?!が変形したホップゴムは戻らなくてイモネジ付けると弾が詰まるみたいな魔の連鎖!みたいな感じ?と予想
そしてやらなきゃ良いのに
瞬間接着剤でゴムを固定した際
余計についてしまい悪さをしてる感じです。
引っ張ると千切れる勢いでくっついているので
デザインナイフでカットしてインナーバレルと分離
その後、片方だけだと伸びた時のバランスが取れない?ので
反対側も同じくらい角をカットし接着せずにバレルに乗せてセット、
ホップチャンバー被せてイモネジしめこんだら......
ホップチャンバーというか.....
ここが割れてます。
インナーバレルに固定するために固定用のイモネジを締め込むと
パカッっと開いてしまいます。
これはパーツ取り寄せて交換するしかないなぁ......接着剤が効かない材質のようです。
少しヒビが開くぐらいの締め込みで加減でインナーバレルには固定できるみたいなので様子をみます。
バレルをフレームに差し込んで
真鍮の固定パーツを時計回りに締め込みます。
可動式のフォーシングコーンの動きが渋くなる又はほぼ動かなくなってしまいます。
最初は理由が分からずどこかに渋くなる原因が有るのか?
チャンバー割れてるから開いちゃって渋いのか?って考えていたのですが.....
何故か渋くなるのか?
わかりました!
右側のバレルガイドになる部分をねじ込んで行くと
乗り越えてインナーバレルとバレルガイドの内径の隙間に嵌ってしまいインナーバレルの動きが悪くなるのでした。
フォーシングコーンはスムーズに動くようになりました。
これ、もしかしたらこれ何かパーツが足りてないのかもね.....
ここがうまく動かないと
カートリッジがフリーで前後に動いてしまうのでホップが安定しない、
そしてカートリッジとの気密が取れないので初速が上がりません。
そして、この可動部の動きが渋いと
シリンダーをフレームに戻す際、
引っ掛かるようになり戻しづらかったり、
カートリッジを入れずにシリンダーをフレームに戻すとフォーシングコーンがシリンダーのカートリッジが収まる穴にはまり込んでしまい簡単にはスイングアウト出来なくなります。
※微妙に回しながらスイングさせると外せます。
と言う事で
一部内蔵パーツに不具合が有りますが
何とか元に戻せました。
これで試射するだけですが
ちょっと撃ってみた感じでは
かなり良さげな弾道になった気がするが.....
取り敢えず修理、組み立ては出来ました♪
試射、再修理編に
つづく?