ヘビーウエイト素材のガスガンなのでブルーイングって手も有りましたが

いつでも取り出して素手で触って撃ちたい派なので......

私にはいろんな意味で向いてない....

正直ヘビーウエイト素材のブルーイングは難しくて出来ません絶望


で塗装することにしたのですが......


研磨してる時から最初にどの程度スプレーしたのか?塗膜の厚みが分からないので

嫌な予感はしてました.....

しかも前の持主がキャロムのブルースチール色スプレーで着色した時に

ヘビーウエイト素材に下地処理をしないで

塗装してしまってて

極めつけにスプレー塗装が物凄いお下手!(笑

吹き始めを直接対象にスプレーしちゃうからその部分ムラになってて

塗膜の厚みがぜんぜん違う.....

スミス・アンド・ウエッソン刻印は半分埋もれちゃってるし.....

はたまた塗料が薄いところも有るよな.....

これぢゃ絶望


そしてその状態からそのまま再塗装しちゃった私が一番お馬鹿さんです。チーン



案の定、ヤスったらエッジが出てきたよ😅

ブルー液付けたら染まったので間違いない.....

今更、剥離してやり直しリセットは嫌なので

このまま、ごまかします😁


今回の手順

先ずは


好きな色に塗装します。


※本当は塗る前に勿体なく思えるのですが表面に処理と足付けと言って塗装する表面に軽くサンドペーパーを均一に掛けて塗料の喰い付き良くします。

※素材表面の状態によっては足付なしで行ける物も有ります。

特に金属製のパーツツルツル面に厚塗りすると研磨中にパリッと剥がれてくることが有ります。




尚、今回はキャロムのブルースチールが

※本当はこの色嫌いでした。私には青すぎる....

はじめから塗ってあったのでしょうがないです。

塗装したら

それをよく乾燥させます。


乾燥後に

クリアーラッカースプレーでコーティングし乾燥させます。

今回は3回塗装と乾燥を繰り返し

2回目と3回目の乾燥後に1500番のスポンジヤスリで表面を研磨して塗面の状態を確認、


最後に液体コンパウンドで研磨したら

ブルースチールの青いラメが透かすと見えるように出てきちゃったので.....

ここから更に

クリアースモークのラッカースプレーで塗装し十分に乾燥させてから


仕上げ

1500番のスポンジやすりで全体を優しく均一に掛けて

2000番のスポンジやすりで全体を更に優しく均一に掛ける

※同じ箇所を何度も強く磨くと下地が出ちゃうので注意です。

例えるなら0.5μ(ミクロン)の塗料の厚みが有るとしてそこから0.25μだけ均一に削る!

なので表面に0.25μ以上の凸凹があると消えません。

みたいな感じです。

また曲面は貴方のセンスで丸く削るのですが(笑

エッジ(角)部分はスプレーしても塗装が付きにくいので塗装する時も最初にエッジ周辺だけスプレーしてやると少し保険が掛けられ、

そこを削る時は面で削る?と言うか出来るだけ平にする事を意識して磨くこと。

※エッジは撫でる程度に研磨です。


その後削りカスを取り除いてから

3000番相当の水性液体コンパウンドで更に更に

ひたすら磨く♪

※この時に刻印に液体コンパウンドが入り込むと後で白くなってカッコ悪いしリカバリーも面倒くさいのでやらないようにねてへぺろ


そして8000番相当の液体コンパウンドで磨きまして


最後に100円ショップで売っていた貴金属?磨き用の布で更に塗面の様子をみながら磨きこする♪


で完成♪


因みに、

この一連の作業で一番時間が掛かるのは乾燥時間です。


適度に手抜き完成の図↓


昼間の直射日光を当てないで撮影すると



と言ってもこの仕上げ
少し感覚がつかめれば誰でもできますよ♪

光の加減でこのように鈍色に見えるようになりましたぞ♪
拡大してみると少しつぶつぶしてるところが有るんですが.....
この辺が塗膜の残りの厚みと私のヤル気の限界です滝汗

え~と、一応わかってると思いますが
本物じゃないのでPOLICEマンに通報しないようにね(笑


夜、蛍光灯の下で撮影して見るとこんな感じに
黒でピカピカしてる色です。

昼間の室内撮影だと↓
こんな感じです。

下地が鉄≒銀色ではないのでここからクリアーを厚塗りしても更にピカピカになるだけでこれが限界だと思います。


さて、ここで実物と思われるM29の画像と比べてみましょう。
※検索してヒットした画像を拝借しました
m(_ _)mアリガトウゴザイマス
実銃画像↑↓だと思う、
よく見るとシリンダーの長さ?エッジの仕上げと言うかタナカのとは違いますね。

タナカM29ガスガン↓
塗装後に研磨!コンパウンド磨き仕上げ仕様

元はこの状態↓
ヘビーウエイト製のガスガンモデルです。

この状態も嫌いではないが.....

最終仕上げ後↓
めちゃくちゃ良い色合い♪仕上げでかっこよくなった?←と自画自賛(笑


と言うことで
今回のネタ♪

取り敢えず私の理想とはちょっと違うのですが
なかなか良い感じになったと思います。
某Wディープブラックぐらいには見えるかな?グラサン

おわり♪

ハリーキャラハン刑事のワンハンドショット!






※良いかどうかはわからないけど
下地をシルバーにしておけば......
とちょっと後悔.....

追加のおまけの話
このM29カウンターボアードモデルは
M29-2(ダッシュツー)というモデルを再現した物らしく販売していた年代を照合するとちょうど映画「ダーティ・ハリー」が撮影された時と同じらしい。

私の手元に有るM29は中古で手に入れたんですがグリップが木製のウォールナット素材の物に交換されてました。
多分、タナカワークス製?のウエイト無しタイプかな?


もともと付いていたプラスチックのグリップは付属してなくて.....
現状で重さを測ると↓
856.5グラムです。
元の純正のプラグリップの裏側にはウエイトが入っていて約1150グラムになるようでして
うちのは大分軽いのね滝汗

実銃は約1400グラムなのでそれよりめちゃくちゃ軽い事が判明.....
プラグリップが有ればそのウエイトだけ木グリの裏を削ったら入るのか?等と思ったが.....
わざわざプラグリップ購入して(もしくはウエイトだけ購入して)まで、ウエイト手に入れ加工するのは.....ねぇ滝汗メンドウ

と言うことでこの重さの話は考えない事に.....?
以上
おまけの話をおわりますぞ♪