街道歩き3日目のスタートです。JR阪和線和泉砂川駅から歩き始めました。

砂川駅は大阪府泉南市にあり、ここからお隣の阪南市を経て和歌山県に入ります。今日は和歌山市の北部を抜けて、最終的に海南市を目指すことにしました。


駅を出て15分程で王子跡に到着しました。
ここ以降、和歌山に近づくにつれ熊野街道色が強くなってきました。

県境に来ました。
ここからは和歌山県のHP掲載の詳細なルートマップを頼りに歩きますが、熊野古道の本場だけあり、道の至る所に道標や標識があります。






複雑な曲がり角には街道を示す導き石まで敷かれています。
道が合っているのか不安な時に、この導き石を発見するとホッとします。


和歌山に入ると、次々に王子跡や由緒ある神社等がが出てきて、地図を確認したり写真を撮ったりして忙しくなりました。自分にとって熊野古道歩きの醍醐味は、チェックポイントを通過しつつ街道や山道の景色を楽しみ、最終目的地の熊野本宮大社に行くことです。いにしえの時代の熊野詣とは趣旨が全く違うとは思いますけど。

和歌山では王子跡は全て残っており、ほぼ全て同じスタイルで示されています。
ブルーの板に説明書き、というのが共通しています。
そして至る所に道標があるので、歩き易さ抜群です。

さて、ここまではずっと舗装路が続いていまして、それに加えほぼ平坦な道ばかりでしたが、海南市に近づくにつれ少しだけアップダウンが出てきました。

いよいよ山歩きが始まるとワクワクしてきました。


大阪泉南市から歩き始めて8時間で35kmほどになり、本日の最終地点の海南駅に着きました。
和歌山駅まではきのくに線で、その後は一気に天王寺まで戻ります。
次回はまた海南駅まで来て、ここから歩き始めることになります。