故ジョブズのテクノロジーを使っても十分には捕えきれない
凍った水分だが、駒沢は記者席に居られない程の降りだった
あらためてどこかの機会に〝清書〟もしたいが、取り急ぎ土曜のゲームの振り返りを書き残しておこう。
1週のブレーク期間を終えて再開されたディビジョン1は、先ず駒沢へ。
スコッドとはいえ代表候補復帰を果たした野武士のルーズヘッドの思い聞きたかったこともあるが、6節で首位に立ったチームと、8位ながらふつふつと浮上の可能性を沸かせるチームの力比べも興味深いカードでもあった。
結論から書くと、スコア展開上は興味深い80分ではあったものの、お互いの遂行力では、大いに反省材料を残したゲームだった。
兎に角、ゲームを進めながらの「攻撃権放棄」が多すぎる。
勝ち点4を手にした野武士からみると、敵陣22mラインを11回突破したのにも関わらず、獲得したスコアはわずか7点(1トライ1ゴール)。1回のレッドゾーン侵入で平均0.64点しか奪えてないことになる。スコアを逸した10回の大半は、自分たちの反則で終わっていた。
敗れた二子玉の黒羊さんチームも、ラインアタックを仕掛けても、どこかでパスミスなどファンダメンタルなプレーでのエラーで絶好の大物食いを逃した。
それにしても目に余るのは、両チーム共に相手のミスから攻撃を仕掛けて、自分たちで反則——といったパターン。勿論、逆に反則で得たチャンスを自分たちのミスで潰すシーンも頻発。スコアで感じられる息詰まる戦いは、実際にはミスの山積み合戦に終始した。両者それぞれ置かれた立ち位置で期待があったからこそ、残念な寒気の80分だった。
両雄選手に聞くと、やはり降り続く雪の影響で、スリッピーかつウエットなピッチの影響はあったようだ。勿論、手の悴みもあっただろう。だが、観ている側の印象では、雪を意識するあまり不必要に焦って、本来意識するべきハンドリングやボールを繋ぐ丁寧さ、慎重さが、些か散漫になっていたように受け止めた。
その一方で、勝者の反則の多さは、敗者の接点での〝抵抗〟も少なからず影響を及ぼしていたようにも感じられた。反面、最後までゴールラインを越えられなかった現実をみると、チームの伝統に成りつつある、防御で好ファイトを見せる一方で得点力は低いという範疇の試合だったとも解釈出来る。スコア上クロスゲームになったのは、野武士が22mライン内へ侵攻しながら、積み上げた反則、ミスの為せる業だった。
ブレーク後のゲームの難しさと考えてもいいかも知れない。ボーナス点ナシで、相手に1ポイント献上も、3連覇に挑む〝王者〟が前節9位の伏兵に喫したシーズン2敗目に比べれば、上出来の勝ち点4だったかも…。
唯一の〝幸運〟は、取材を終えると、降り続けた雪が止んで、自走式二輪車での帰宅が可能になったことか。ついでに、途中で暖かい黒褐色の飲み物をいただいたのも有難し。さっさと戻って、昨日未明に始まった〝恐怖の週末〟に備えることにしよう。
