日本での2度目の祭典招致についてのコラムをアップした。
先週23日に行われた協会首脳による記者会見。内容としては「まだ手を挙げたばかりの段階」という具体性に乏しい内容だった。日付のように「イチ・ニ・サン」と飛び出したばかりの印象。なので協会側も、訴求材料として「NO SIDE SPIRIT」を打ち出した。
確かに日本でこのワードを掲げる意味も十分準備しての会見だったが、正解の範疇ではあってもド真ん中じゃない。微妙に刺さらない。プレゼンのための最高のキーワードを探し求めた末に引っ張り出してきた言葉のように感じられた。
世の流れは「単独」から「共催」へと変わろうとしている。良し悪しは、この祭典に何を求めるか次第。それよりは、招致を勝ち獲るための戦術として重要か。動きを注視するべきはドバイ、アブダビ…。彼らが最終的に手を挙げないなら、それはそれでいい。だが、本気なら、相当なダブリンが垂涎のストーリーを持ってくる可能性は高い。それにどう対抗し、打ち克てるか。
ヨーロッパは今のところマドリード以外は沈静なのか。実際、マドリードがローマと組めば、残された候補は限られる。先日、マーク・イーガンなるアイリッシュと話したが「カーディフ、エディンバラと組む可能性はあるが、開催が難しい要素もある」と、なんとなく納得出来る指摘。ブエノスアイレスも含めて、具体的、潜在的候補が風向きを見ている状況の中で、今回の第一声に続く二の手、三の手を放てるか。アドバンテージを持てるチャンスでもあるのだが、そのためにも更なる「何故日本なのか」というストーリーを語るべし。

