先週の宮崎でのおはなしを上げた。

選手中心のインタビューの中で、テーマにしたのは「超速」で生きる選手は誰か?

 

皆さん、それぞれの思い入れはあるだろうが、この3人はいかがだろうか。

せっかく時間をかけて聞いたこともあり、前後編での掲載に。まず「第2次」でも欠かせない存在と感じさせる男に登場願った。

 

 

 

 

プレーヤーとしてのパフォーマンスは、皆さんご存知の通り。

旧知のエディーの復帰、そして重ねる年齢との勝負。そんな話を練習後の疲労がある中で語ってくれた。

 

 

 

 

第1次エディージャパンのスキッパーは、廣瀬俊朗という賢く、天性のリーダーシップを持つ人材からスタートした。確かに、当時の人材の中で、なかなか不動のメンバーというパフォーマンスではなかったが、エディーという〝劇薬〟を緩和するには、こういう聡明で選手が、どの言葉を納得できるリーダーが必要だったのは頷ける。

 

彼が、持ち前のバランス感覚でエディーと選手の間に入ることで、新たな次元をめざす男たちが、1つのチームに固まっていった。

 

そして、そのリーダーが「チーム」としての繋がりを持ち始めたときに、リーチというピッチで先頭に立つ存在に、キャプテンが譲られ、ブライトンの奇跡を生んだ。

 

 

▲もちろん第1次もこんなシーンは珍しくなかったが、今回

〝独裁〟よりコーチ陣と長々と話し合うシーンも目立った

 

 

では「第2次」ではどうか。

 

チームを再び、ごはんを〝おにぎり〟のように丸く一つにまとめるには、メンバー誰もが耳を傾けるリーダーが必要であれば、この35歳は適材だ。もちろん、これは第1次のように、途中で適材に切り替えるシナリオが前提ということではなく、リーチが身体的、精神的に続けられるなら、3年後までこの態勢で突っ走ればいい。

 

でも、もし、リーチも唱えるように、チームが2012-15以上に成熟した、自主性をしっかり持ち併せた集団なら、他のキャラクターのリーダーでいいのかも知れない。

 

いよいよ赤薔薇との9か月ぶりの戦いが近づいている。しかもエディーにとっては師弟対決。カウントダウンに入る中だが、まずは桜の話を今日、明日と紹介する。