第2次エディージャパン初の〝招集〟メンバー36が決まった。

 

 

 


クロスボーダー参戦チームのメンバーは除外。トレーニングスコット名称で、候補よりも前段階という位置づけ。まだまだ「お試し招集」ではあるが、今季のパフォーマンスで納得、注目する新しい力は下記の11人。


PR眞壁照男(Bルーパス)
LO石橋チューカ(京都産業大)
FL伊藤鐘平(Bルーパス)
FL古田凌(ヒート)
No8ティエナン・コストリー(スティーラーズ)
SO伊藤耕太郎(明治大)
SO家村健太(Bレヴズ)
CTB池田悠希(Bラムズ)
CTB眞野泰地(Bルーパス)
CTBチャーリー・ローレンス(ヴェルブリッツ)
WTB松永貫汰(スティーラーズ)

 

 

かなりの人数を挙げたが、エディーがいいセレクションをしているとも判断できる。

 

PR眞壁くんは、あの低さでどこまで国際レベルで戦えるか。LOチューカくんは、昨年大晦日に会ったが、心身共にしっかり成長中。澄んだ瞳が印象的だ。もちろん将来はバックローで期待される。FL伊藤鐘平はプレシーズンマッチからFLに転じつつある成長を感じたが、公式戦は途中出場が多い中、接点のハードさとスピードをアピールする。

 

FL古田凌は、いわずもがなだがハードタックル、ブレークダウンでのファイトと、このメンバーでは経験値のある松橋周平らとの勝負になる。No8ティアナンは、Bルーパス戦途中に環太平洋大の恩師・小村淳くんに思わず電話問い合わせした原石だ。

 

SO耕太郎くんは、昨秋のフランスに出場なしの第3の10番として帯同するべきと感じさせる才能の持ち主。家村くんは、防御も含めて李承信ら若手ジャパン#10を追う存在だ。2年後のアイザック加入までに、どこまで存在感を示せるか。

 

CTBもタレント揃い。池田くんは、先週末ようやく怪我から復帰してタックル、セービング、キャリーとポテンシャルを発散する。眞野くんは、FL上がりの防御、コンタクトでチームの快進撃を支えてきた。チャーリーはNZ7s仕込みの、かわす技術とスピードを併せ持つテクニシャン。そしてWTB貫汰くんは、切れのあるステップが武器の思い切りのいいアタックが魅力のランナーだ。

 

スピードに拘りながらも、セレクションは、なかなか多彩な能力を持つメンバーを集めている。まだスタートラインだが、彼らが3年後のゴールまで、どんなjourneyをしていくか楽しみだ。