雪と雷鳴の土曜の夜は旧友たちと痛飲したので、昨日途中でアップした週末展望がこんな時間になってしまった!

賞味期限間近ながら、一応上げておこう。

 

日曜日は、観戦を「どうしたものか」と一度考えたがブレイブルーパスvsヒートに。ド晴天の空と赤いのぼりがいいコントラストだ。好調のルーパスと、D1の試練が続くヒートという対照的なチームの対戦。まず苦戦が続くヒートだが、映像でゲームを観る限りだと、やはり今後も苦戦は避けられないのだろう。

 

期待したいキアランHCの青山での華々しい就任会見では4シーズンでのリーグワン制覇を謳ったが、地力的には4シーズンで上位争いにどこまで食い込めるかが現実だろう。もちろん、地球儀の西の方で沸き上がるビッグネームの獲得などで戦力アップはあるだろうが、フェーズを重ねるとどうしても緩みがでる防御システムの構築がシーズン中のテーマだろう。古田凌主将や前主将の小林亮太のようなタックラーを擁し、個々のタックルはそう酷くはない。組織防御をどう保ち続けるかがテーマになる。

 

メンバーを見ると、今節から代表で鍛えたいNO8ヴィリアミ・アフ・カイポウリ、アタッカーとして魅力を放つラグビー界の〝バンクシー〟ことFBトム・バンクスが復帰。ここに南米の雄パブロが戻れば戦力も充実する。

 

 

ヘビー級の激突となるスティーラーズvsスピアーズだが、注目ポイントはホストの神戸がどこまでプレー精度を上がられるか。プレシーズンから継続して、チャンスに持ち込むようなシーンでのパスミスなど、イージーな連携不足が対戦相手のゲーム運びを楽にしている。理想を言えば、プレシーズンから明確な部分だけに準備が足りないという指摘も当てはまる。その一方で、強い接点から速い仕掛けをしようとしているスタイルでは、やはりミスのリスクはあるだろう。

 

出遅れ気味の昨季王者だが、ここ2戦はブルーレヴズ、ブレイブルーパスという強豪に共に4点差での敗戦とクオリティーは上がっている。神戸の精度アップにもよるが、過去2試合からの継続性のあるゲームを見せて、今季2勝目を掴みたいところだ。

 

残りのライナーズvsヴェルブリッツは、チーム状態を見ればヴィジターがマストウインのゲーム。むしろウィル&クエイドvsアーロン&ボーデンのハーフ団対決を楽しみたい。慌ただしい中での3試合展望だが、秩父宮のゴール裏凍結以外は、いまのところ雷、吹雪の来襲なく観戦できそうだ。